剣聖ツバメ

高橋功一郎先生



■剣聖ツバメ 第1話


本日はいつも通りにコンビニでチャンピオンを読もうと表紙を見たらこのような文字がありました。

「新連載!熱血の剣道ストーリー!」

あれ?剣道漫画じゃん。

そう、スポーツ漫画といえば野球、サッカーなどがメジャーな世界において剣道漫画。

何を隠そう、中学・高校と剣道部員をしていたアンドヴァリは速攻で食いつきました。

今までもいくつか剣道漫画を見てきましたがそのどれもが中途半端な打ち切り。

しかし、今度の剣道漫画は新連載から巻頭カラーです。

これは期待が持てるのでは!?ついに漫画から剣道ブーム到来!?

そんな期待を込めつつ、本日はこの漫画の簡単なレビューをお送りしていきたいと思います。

…………ネタないしね。

チャンピオン新連載『剣聖ツバメ』レビュー


表紙には「実力派、本誌初登場!!」とまで書いてあります。

これはついに打ち切られない剣道漫画登場か!?

それではさっそく、見ていきたいと思います。



時は15年前、青森県 恐山から話は始まります。

そこで”剣道界不生出の天才””無敗の龍”と呼ばれる人がイタコさんらしき人と話しています。

どうやらこの人、日本剣道の衰退を感じそれを相談するために霊を呼び寄せて欲しいとか。

この時点で剣道漫画なのか怪しくなってきましたが、イタコさんは快く承諾。

呼び出して欲しい霊は宮本武蔵。

イタコさんは早速、霊を呼び出す儀式を始めます。

当の”無敗の龍”は真剣な面持ちで武蔵の登場を待ちます。


「う……」


イタコさんがうつむき、出てきたのは……!










ズサアアアアアア




呼 び す ぎ


このイタコは何を聞いていたのでしょうか?

武蔵どころか色々と呼んできました。

何かもう紹介するのがメンドクサイので省きますが、

紹介されたのだけで武蔵を含み5人。そして最後に後ろ姿を見せた長剣を背に差した人。


←コレ


その後、それらの霊たちが願いを叶えたドラゴンボールの如く飛び去ります。

どうやらイタコさんの力ではそれらの霊を抑えきれずに解き放たれてしまった模様。

これがぬ〜べ〜だったら白衣観音経で往復ビンタですが、

とりあえず、話は進んで15年後の200X年。

修学旅行の女風呂を覗く主人公で始まります。

これを見ると私の高校の修学旅行で覗きの噂が流れた翌日、

顔面をボコボコにしたクラスメイトを思い出しますが。

覗きが見つかった主人公。いきなりヒロインに竹刀でボコボコにされます。

そして翌日、次の修学旅行のコースは巌流島。

巌流島ではヒロインと2人きりで行動。

ヒロインはヒロインで何故か竹刀を常備しております。

教師はぜひとも止めていただきたいものですが、

巌流島で砂遊びをする主人公、そのとき何かの声を聞いたような気がしてヒロインに問いかけます。

瞬間、ヤンキーにボコボコにされる。

そしてヒロインがヤンキーに連れて行かれそうになりますが復活した主人公と逃げ出します。

しかし、岩場に抜けようとするともう1人の伏兵が登場。

そして顔面を殴られる。


「アッ 辰巳君!」


「辰っちゃん!来てくれたのかァ」


とヤンキー連中、大絶賛。

この辰っちゃんによって再び主人公ボコボコ。

そこへ竹刀を振りかざし、雑魚を蹴散らしてヒロインが辰っちゃんへ向かいます。

さすがヒロイン、この程度ではやられません。


「覚悟なさいっ おりゃああっ」









竹刀粉砕




( ゚Д゚)



辰っちゃん強すぎです!

第1話からこのパワーファイター。

実は武蔵坊弁慶の生まれ変わりとでもいうのでしょうか?

こんな高校生いたらプロレス界からスカウトが来そうです。

曙じゃ確実に敵いません。

ここで主人公がヒロインを逃がそうと辰っちゃんに挑みますが、

最後には後頭部を強打し倒れます。

主人公、1話目から瀕死です。

というか1話の主人公のコマの7割がボコボコにされる描写で埋まっています。

更に言えば剣道どこですか?


ここで瀕死の主人公に語りかける声。

そして復活する主人公。そこに現れる”無敗の龍”

ものすごいナイスタイミング。まるで図ったかのような勢いです。

そして復活した主人公は口調が変わってまるでサムライのようになります。

そう!あの人が憑依したのです!


←あの人


そして辰っちゃんを挑発して折れた竹刀で切りかかります。

そう、あの技!







燕返し


2ページ使ったところで申し訳ないですが、

私には天空剣Vの字切りにしか見えないのが残念。

そのうち5つに分裂しないことを祈るばかりです。

これを見たらFateをやった人は怒り出しそうですね。

これだったらセイバーなら普通に抜けていけそうです。

しかも実際は切れていなくて辰っちゃんの錯覚です。

これにより辰っちゃんは戦意喪失。

”無敗の龍”はついに見つけた、と大喜び。

佐々木小次郎の姿がはっきり見えるとか言ってます。

と、ここで1話が終了。


ふぅー。




なんかもうお腹一杯(色々と)







剣聖ツバメ 第2話


夜の12時から『デュエルセイヴァー』を開始。

未亜シナリオを進めて、最後のラスボス戦へ。

1回目:
ボス、主人公共にミリ単位の体力のところにダオスレーザーで削られ敗北(※技名は恐らく違う)

2回目:
ガードしているところに防御不能技により一気に減らされ敗北

3回目:
ボスが攻撃する少し前に後ろに回りこんでひたすら攻撃によりクリア。


ふー。

朝日がまぶしいぜ。……って朝日!?


大学を自主休業いたしました。アンドヴァリです。



まあ、その後にちょっと仮眠してから向かおうかと思ったんです。

起きたら午後の2時だったのは誤算でしたね。

さすがに間に合わないので『デュエルセイヴァー』の感想を書いてました。

いやー、思わぬところで時間が出来たなぁ。

こんなのを棚からぼた餅っていうんでしょうね。ほとんど故意にですけど。

さて、いきなりですが今日は木曜日。チャンピオンの発売日です。

そんなわけで今週もやります。『剣聖ツバメ』のコーナー。

この見てくれている人のほとんどが無関心なこのコーナー。

剣道界の未来と共にサイトの未来も終わらせてしまいそうな企画ですが、

今回も懲りずにいってみたいと思います。

「剣聖ツバメ」レビュー 第2話


それでは第2話の見所をダイジェストでお送りしていきたいと思います。




ズガアッ

「な…!?立ち木を…木刀で垂直に!?」

「さすが”不敗の龍”…!ケタ外れの豪剣だ…!」





ドシュッ 「い…いやああああああ」



本格剣道物語!!(←チャンピオン表紙より)



嘘つけ!


作者はどうしたんでしょうか。欲求不満ですか?

はっきり言って最初の木刀で木を垂直に破壊する行為。

剣道においてまったく必要ありません。

なにこれ?秘剣・飯綱ですか?(るろうに剣心)

こんなのに打たれたら死にますよ?殺人剣ですよ。

そもそも下の斬られるコマ。(実際に斬られたわけではありませんが)

なんでこの漫画はこんなに破壊行為が多いんでしょうか。

スポーツ漫画じゃないよ。そもそも今回の展開がヒカルの碁ですよ。

佐々木小次郎が佐為に見えてきました。

いやはや何度読み返してみても突っ込みどころ満載の……。


「”不敗の龍”山上龍広八段!」


……八段?

あれ?確か先週は……。




※先週のチャンピオン
山上九段





前設定忘れていらっしゃるー!!Σ(゚Д゚ )


来週が楽しみですね。(僕だけかも)







■4/28 剣聖ツバメ 第二十三話

こんばんは、剣聖ツバメファンサイトへようこそ!

剣聖ツバメ 第二十三話

宿敵降臨
作:高橋功一郎先生


というわけで2話以降全く持ってレビューどころか僕の記憶から消えていたのですが

単行本も出たことだしとレビューを再開してみました。

残念ながら世間の評判もないうえに

最近はチャンピオンでの評判も微妙なんですが

それでも僕は応援し続けていこうと思います!



というわけで今はついに始まった試合の予選に入りました。

その前には声出しの稽古や足運びの稽古といった剣道ならではの稽古を重ね、

結果、会得できたのは『無紋の境地』という稽古が全く関係ない奥義

それでも試合は止まらない、この漫画も止まらない!

前回は1回戦の相手が優勝候補の1人だったのですが

戦法が手数を多くして相手の場外反則を誘うという小物ぶりを発揮しまして

結果は前回は小手をとられ、今週はタイトルと共に敗れました

そしてその試合の途中でついに小次郎の宿敵である武蔵の霊が乗り移った人を発見したのですが

前回チラっと見た限りではどう見てもおっさんにしか見えない

しかし出てきたのはわずか一コマ。その真意はわかりません。

そこで主人公は小次郎に言われ、武蔵を探すことに。

とは言っても仮にも剣道の公式試合。人の数はかなりのもの。

そこから1人の人物を探すなんてとても・・・・・・。








何かヘンなおっさんが居ます



僕にはどう見てもホームレスのおっさんにしか見えないのですが

この人は本当に武蔵なのか。というかそもそも高校生なのか

菩薩像みたいなものを彫っているし、更に周りにはハエが飛んでいます。

主人公も「魚が腐ったような臭いがする」と困惑ぎみです。

今までの経験でハエが飛び回るほどの異臭を放つ敵キャラなんて

僕はドラゴンボールのバクテリアンしか知らないんですけど

もしかしたらこの武蔵も息が臭かったり、屁をこいたり

終いにはチンコをかいた指を敵に嗅がせたりするのでしょうか。

なんてこと!天下の武蔵がそんなハレンチな手を!

多分、これを見たバカボンドファンはチャンピオンを燃やすと思います

武蔵曰く、「自らを汚し人との交情を断っている」らしいです。

だったら公式試合なんぞ出てくんな


ちなみに第1話で出てきた武蔵はこんな感じでした。





いいですね、まさに凛々しい。

生涯無敗という文字が似合うダンディなおじさま。

まさに剣豪!という感じが出てます。

そして二十三話の武蔵。






すいません、どちら様でしょうか?


一体、世に現れてから今までの間に彼に何があったのでしょうか。

真のライバルといった風貌から一気に海原雄山みたいな感じに。

というか老け込みすぎです。霊も年をとるのでしょうか?

500年も武蔵との決闘を望んでいた小次郎に向かって「おろかな」とか言ってますが

僕が思うにあなたの方がどちらかというと可哀相です

しかも主人公に取り付いてるのは小次郎ですが

主人公がライバルと思っているやつに取り付いてるのは沖田。

つまり武蔵はラスボスではないのです!

オウ!なんたること!

ライバルは沖田で武蔵はバクテリアン。

一体、この後の展開はどうなるのか!?次回はついに武蔵との対決です。

それでは個人的に考えた次の展開はこちら。



ツバメ 「くぉ〜、臭い!臭くて剣がもてん!」


武蔵 「おら、止めだ!」 ブー


おーっと武蔵!ここで屁をこいたぁ!


ツバメ 「くっ・・・もうダメだ・・・!」


山上八段 「落ち着け、鴨下!
お前には鼻がないじゃないか!


ツバメ 「そ、そうか!サンキュー、山上八段!」


パァン


勝負アリ!




ご愛読ありがとうございました。

高橋功一郎先生の次回作にご期待ください。


こんな展開になったら僕は高橋先生を神と崇めます







■5/19 物干竿ってどれぐらいの長さなんだろう?

あの・・・教授。『愛・地球博』のおみやげは大変嬉しいんですが、

「キッコロとモリゾーってカビみたいだよね」とか言わないでください。



アンドヴァリです。

いやー、久しぶりに日記の・・・というかサイト自体の更新ですね。

その前は課題に追われ、さらにその前から風邪でノドが非常に痛いです。

web拍手でも「アンドヴァリさん寝てる場合じゃないですぞ!!クスハがピンチだ!!」と言われましたが

それ以上に俺がピンチです。 (クスハはラトゥーニに抜かれました)

しかし!これ以上の放置はマズイ!!

ここは速やかに日記を書いていこうじゃないか!

というわけで久々の日記の話題はコレだ!


剣聖ツバメ 第24話&25話

「宿命の対決」、「五00年の剣」

さあ!始まりました!!『剣聖ツバメ』!!

ウフフ・・・見える、見える。みんなの驚いた顔が見えるよ。

散々休んだ挙句、ここでツバメ!?みたいな様子が手に取るようだよ。

しかし悲しいかな、本日は木曜日。少年チャンピオンの発売日。

呪うなら昨日まで課題を出していた大学の教授を呪うがいい!


そんなわけで2週間ぶりのレビュー。

先週はなんやかんやあってすっかり忘れていたのですが

ここで一緒にやって遅れを取り戻そうという魂胆です。

肝心のツバメは佐々木小次郎が乗り移っている主人公・鴨下ツバメと

宮本武蔵が乗り移っている秋山との試合から始まります。

果たして勝負の行方は!?一体どのような結末に!?

全員が・・・あ、失礼。アンドヴァリだけが見守る中ついに試合開始。

対する武蔵は剣道ではかなり珍しい2刀流。

武蔵が乗り移っている秋山の迫力にツバメも「完全に武蔵と一体化してる」と余談を許しません。

一体化というか完全に憑かれてるとしか思えません

ツバメも小次郎と一体化してやる!と気合十分。

そして試合が始まり一気に間合いを詰め必殺の燕返しを打ちますが

小太刀で普通に止められ、面を打たれそうになりますがそこは避ける小次郎。

しかしここで受けの構えになったかと思ったら武蔵が一言。「小次郎、敗れたり」。

そこで主人公が動揺するもそんなことで手を緩める我らが小次郎ではありません。

無防備に突っ込む武蔵にあわせて面を打つ小次郎。



「愚かなり 武蔵ッ」


ブンッ







 バァンッ



や、やられた!小次郎がやられたー!!

そして「燕返し敗れたりッ」としたり顔の武蔵。

ちくしょう!どうなってんだ!?ということで今週の話へ。


誰もがどうなってるのか分からない中、一人解説を始める山上八段。

俺としてはいつの間にかギャラリーの輪に入っているこの人の方が

さっきのことよりも10倍は気になるのですが山上八段によると

”打ってきた竹刀を後方に飛ぶことによってかわして面を打つ”という

割と普通のことを言われてゲンナリですわ。 (俺)

まあね、元々小次郎の剣は他よりも長い長刀だから

同じ長さの剣を使ってるからダメなのかなー、とか思って読んでたんですけど

そこら辺の描写は一切ありませんでした

オイオイ、作者。そこら辺分かってるの?


さて、肝心の燕返しを見切られた我らが小次郎はというと

霊のくせに竹刀で打たれて頭から血が出てました

弱ッ!小次郎、弱ッ!!

ここでYAIBAの小次郎なら伸びろ、物干竿ッ!とか言って

剣が伸びたりするんですけどあいにくとこの小次郎には出来ません。

さあー、どうすんだ?とか思っていたら小次郎ったら相手の威圧感に押されてズルズルと後退。

その後、ヤケクソで燕返しを打つ小次郎 in ツバメ。

おいおいそれじゃあまた後方に飛ばれて返し面を打たれちゃう・・・・・・





 !?


え、これ垂直に飛んでない?

というかこの高さって龍追閃?

ちょ、作者!お前さっき後方に飛ぶって言ったばかりじゃねぇか!!

なんで垂直に飛んで避けてんだよ!

しかも武蔵が振り下ろした竹刀は面金に当たってセーフ、というのはいいけど

なんでまた竹刀が折れてんだ!

あなた竹よ!?あのしなる竹よ!?

そんなにポコポコ折れないっつうの! (ちなみに武蔵の竹刀を変える描写はないまま竹刀復活)

あーもう、どうでもいいや!どうすんだ小次郎?このままじゃ勝てないぞ!

と思ってたら小次郎ったらなんか秘策があるみたいじゃないですか!

よっしゃー!行け、小次郎!!



片手面を打つ小次郎



避ける武蔵



武蔵 「片手では返しがきかんだろう?」







 グイッ ギャッ







 胴一本ッ



なんと小次郎ったら片手で燕返し!

左手で全力で振り落としたと思ったら一気に手首を返しての燕返し!

腕の筋繊維がブチ切れるわ、バカもの


ちょっと前に必死こいて左手を鍛えるという小次郎の描写がありましたが

忘れてない?今の体は主人公・鴨下ツバメのもの

ちょっと前に剣道始めたばかりのまだまだ普通の学生の筋力しかないのに

こんなことしたらあなた、筋肉使い物にならなくなるぞ。

ちょっと!本当に作者は設定覚えているんですか?

高校剣道の竹刀の長さと言ったら3尺8寸。短くても3尺7寸。

驚異的なウェイトトレーニングをしていた部長(最近出番なし)なら分かりますが

ツバメよ、ツバメ!不良学生よ!!

片手素振りすら100回出来るかも微妙なのに片手で無理やり返し技って・・・。



まあ、盛り上がったからいいや (風邪がツライので割りと投げやり)



そういえば余談ですがモーニングでもバガボンドの第2部が開始されてましたね。

それでこっちの小次郎は何してるのかなー、と思ってペラペラと読んでたら

なんと売春婦を金で買ってました。ハッハー!





・・・・・・小次郎 (モーニングを棚に戻しながら)

(ごめんなさい、小次郎じゃなくて又八だったみたいです。)







■2005/5/26 剣聖ツバメ 第26話

とりあえずgameからさん:

「僕が2話目で読むのを挫折してしまった『剣聖ツバメ』のレビューを

 マジメにしていらっしゃるサイトさんです。」

「あのツバメをあそこまで書けるなんて、
並の精神力ではないですよ!



タオルを投げてもいいでしょうか?

剣聖ツバメ 第26話

「真の武蔵」


というわけで今週も始まりました、剣聖ツバメ。

今週も解説役:山上八段、突っ込み役:アンドヴァリでお送りしたいと思います。

さて、先週は左手一本で燕返しをするという人体の限界に挑戦した我らが小次郎。

そもそも片手でこのような神業が可能なのか?どうなんでしょうか、解説の山上八段。


「振り下ろした時の引き付け・入り身・手首の返し・・・

 この3つの動作を瞬時に行えるのであれば可能だ

「身体各部を同時に動かせればな!」



ということで可能らしいです。さすがは小次郎、やることが違いますな!

さて、ところで肝心の小次郎が憑依しているツバメはというと・・・・・・







左手が腫れ上がっておりました



さすがの作者もあの返し技は人体に悪いということは熟知していた模様。

ここで普通に「もう一回、片手燕返しだー」とか言いながら片手でブンブン竹刀を振っていたら

さすがに俺も一人一殺とかしているところです。 (アクメツ)


さぁ、これで片手燕返しはもちろんのこと普通に竹刀を振ることも困難なはず。

一体どうするのか小次郎!?



勝利を確信して間合いを詰める武蔵



消える小次郎 (え!?)



武蔵の背後に回る



普通に竹刀を振り回して優勢に持ち込む小次郎 (えぇ!?)



武蔵 「くそオオオッ」 スカ



山上八段 「左手を痛めていたら足さばきで対応か・・・!」



なんと小次郎ったら足さばきのみで普通に武蔵を翻弄!

やったぜ小次郎!足さばきだけで普通に追い詰めてるぞ!!

だったら燕返しとかやらなくていいじゃん

という至極当然の突っ込みを入れつつも試合は続きます。

そして突然、武蔵に問いかけ始める小次郎。

 「そなたは本当にあの――宮本武蔵玄信か?」


小次郎が気付いたのはこの武蔵は明らかに右利きという事実。

なぜなら武蔵は本当は左利きのはず。おかしい!何故利き腕が違うのか!?

個人的には1話と顔が違う時点で薄々感じていたことなのですが

小次郎はあくまでも利き腕を支持。

おかしい、小次郎はあくまでも武蔵の霊に引き寄せられて現世に現れたはず。

そのときに一緒にいた武蔵はというと、


 ←第1話


で、今戦っている武蔵はというと、


 ←今の武蔵


こんなもん、俺だって別人だって分かるよ


その思惑どおりにこの武蔵は「宮本武蔵玄信」ではなく、

武蔵の後継者として名を受け継いだ「宮本武蔵政名」。

はっきりいえばパチもんです。

水野真紀と水野美紀みたいなもんだと思ってください


そしてこれからというところで今週は終了。

果たして試合の行方は!?左手を負傷したツバメに勝機はあるのか!?

個人的には下がり始めた掲載順位が気になります








■2005/6/6 剣聖ツバメ 第27話

最近、意外にも剣聖ツバメレビューが少数の人の需要を受けていることを知りました。

でも掲載順はフリオチよりも後ろです。 (アレって面白いのか?)

剣聖ツバメ 第27話

「決着!!」

こんばんは、ジャンプは全部読まないのにチャンピオンは全て読みます。アンドヴァリです。

さ、というわけでリニューアルやらパチンコやらでやっていなかった先週のツバメのレビューですが

2巻が発売する前にやっちまおう!ってことで今宵もやります。

前回は今戦っている武蔵は「宮本武蔵玄信」ではなく「宮本武蔵政名」という武蔵の後継者であることが発覚。

そして今回はタイトルが示すとおりにこの後継者武蔵、通称:武蔵2との決戦です。


ここで武蔵2は構えを変化。小太刀を前方に出して大刀を脇に構えて抜刀術みたいな感じにします。

それを見て警戒する我らが小次郎とは対照的にツバメは「あんな構えハッタリだ」と余裕の表情。

終いには「速さはこちらの方が上だ!」とか「ニセ武蔵に引導渡してやろうーぜ」などと言いたい放題。

ぶっちゃけ、お前何もしてないじゃん。とか思うんですけど

一応動いているのはツバメの体だし、片手燕返しとか結構小次郎に無茶に動かされたりしてるので

自分の力だと勘違いしているようですな。こういうヤツが戦争とか起こすんだよね


一方、冷静に状況を分析していた小次郎ですが左手を痛めている手前、あまり時間はかけられません。

「出るより他なし!」というスパロボの敵地に潜入する時の作戦みたいに特攻。

あー、そんな無謀だよ小次郎!もっと間合いを詰めながらとかさ・・・。





 カックン (!?)


す、垂直に曲がりだした!?Σ(゚Д゚ )


なんてことでしょう!小次郎ったら慣性の法則さえも無視し始めました!!

慣性の法則を無視できるなんて小次郎か真ゲッターぐらいでしょう。

ちなみにこのまま横から打っても有効打にはならないんですけど小次郎ったら知らないのかしらん?とか思ってたら

武蔵2がクルッっと振り返り、小太刀を打ち出し続けざまに大刀で胴を狙ってきます。

そしてそれを後ろに下がることで避ける小次郎 in ツバメ。湧き上がる会場。

 「あ 秋山のスピードが上がった!ツバメさんの動きについていってる・・・!」とツバメの剣道部の補欠クン、

スラムダンクで言えば「ディーフェンス!」の人が驚いています。

あ、ちなみに秋山というのは武蔵2がとり憑いている相手です。私も久々に聞いた気がします

そして前方の小太刀をゆらゆらさせながら徐々に間合いを詰める武蔵2 in 秋山。(忘れないうちに)


実はこれは武蔵、通称:真武蔵の教えであり

 「人は動きに引き寄せられるもの・・・。勝つために手段を選ぶな!」ということらしいです。

そのまま警戒をとかせないように徐々に近づく武蔵2。そう、徐々に・・・徐々に・・・













ツバメも「一足一刀なんてものじゃない!こんな近距離戦・・・アリかよ!?」とビックリ。

あ、よかった。作者は一足一刀とか知ってたんですね。

やっぱ近いほうがいいよねー」とか思いながら描いてるのかと思ってました。

武蔵2も「惑え・・・惑うのだ小次郎」とか思いつつ竹刀をゆらゆら。そして・・・




ニッ (笑う武蔵2)



ザッ





 フォンッ



そうそう、こう手首をクルッっとねコレってみねの部分が当たるんと違うん?

確かみねの部分だと当たっても一本にならないような・・・。

それに小太刀の部分をフラフラさせてても小太刀での打撃は一本にならないから必然的に大刀の方がメインだしね。

だからホラ。





 バァンッ





武蔵2 「・・・え!?」






 面ぇん!! (ドパァンッ)




やりました!小次郎の勝利です!!

次のコマの観客が明らかに「アシに任せました」って感じが満々ですが勝ちました!

小次郎も武蔵2に「玄信のモノマネならば先を読むのも倒すのもたやすいでござる」と勝ち誇っております。

いやー、よかったよかった。最初は燕返ししかやらないから他のこと出来ないのかな?とかちょっと心配してましたけど

最後は普通に引き面。今までは変態剣道みたいなことしかしてなかったけど

最後の最後にようやく剣道らしくなってきた!これでまだまだ期待が持てる!


ところで後ろの裏表紙の通販の欄に模造刀が販売されているのはツバメの影響なんだろうか?







■2005/6/8 剣聖ツバメ 人物紹介

リニューアルしてからというもののまっとうな日記を全く書いてないので心苦しいのですが

ここらで『剣聖ツバメ』の2巻が出たので登場人物の大まかな説明をしておこうと思います。

全く、ただでさえ最近はHIT数が下がっているというのに・・・。(でもやる)




 鴨下 ツバメ

本作の主人公であり、『佐々木小次郎』の霊をその身に宿している。

当初は剣道嫌いでそれは幼い頃のコンプレックスからきているのだが徐々に剣道界に身を投じている。

なお、最近のチャンピオンでは主人公なのに影が薄くなってきている



 佐々木 小次郎

ご存知、『宮本武蔵』のライバルであり伝説の剣豪。

主人公のツバメにとり憑きその剣を振るう。必殺剣は『燕返し』。

第2話で泣きながら剣道がないことを悔やんだりしたので各地から「ヒカルの碁のパクリ」疑惑が浮上したりしたが

そのせいでレビューが一時、2話目で終了の危機に瀕した



 小山田 維子

本作のヒロインであり、胸なしツンデレ黒髪ロングというどっかの妹を髣髴とさせるデザイン。

剣道部員でかなりの腕前らしいが対戦相手に恵まれず勝利できた相手はチンピラのみ

修学旅行でも常に竹刀を携帯するという危ない一面を持つ。



 山上 龍広

通称『不敗の龍』と呼ばれる剣道界の重鎮。

しかし「剣道界を救うために宮本武蔵に相談したい」とイタコに言ったり、

ツバメに小次郎の霊が乗り移っていると知ると高校まで乗り込んでくるなど変態性をかもし出す

剣道界に未来がないのはこの人のせいだと思われる。



 望月 明夫

剣道部の主将であり、無駄にさわやかオーラを放ちながら登場。

しかしとり憑かれた相手に恵まれず剣道部を廃部に追い込むわ、主人公のライバルにボコボコにされるわと

そこはかとないヤムチャ臭を出す

多分、生身だと部員内で一番強い・・・と思う。(実際に戦ってないので分かりません)



 岡田 以蔵

幕末の動乱で『人斬り以蔵』と恐れられた伝説の人斬り。必殺剣は神速で打ち上げて振り下ろす『秘剣・狂犬(やまいぬ)』。

しかし小次郎に敗れると小次郎を師匠と慕い、見事にヤンガス化

その後、主人公のライバルにボコボコにされヤムチャに昇華

こいつにとり憑かれた望月主将が本気で可哀相に見えます。



 阿砂 博之

剣豪マニアで元から剣道部員で唯一逃げ出さなかった男。

ただ、主人公の基礎練習のときに一人では見栄えが悪いためかこいつまで一緒に基礎から練習しなおし。

そのクセ、公式試合では今まで解説をしていたのにただの驚く役という背景の一部に降格

本作で一番努力が実っていない可哀相な一般人。



 白鳥 美紀

ツバメの高校に急遽転校して剣道部に入部したサブヒロイン。

何かとツバメを気にかけて好意があるように思わせる。

なお、2chを見るとただのエロ要員になっている。


                  ,. -‐- 、
                ,r='-    ヽー、- 、
  ┌─‐┐       ,.イ/        \ \::\       ─┬---
  ├─‐┤       l/{   /ハ l      ヽ ヽ::::ヽ      |
  └─‐┘        /  ,.ゝ、{ { { ト、__ \   |l  !‐く     ‐┼---
.  /l   |       | / l 、__,```、__,`ト、ヽ !l、 |-'´       |\
   -┼‐十      __,ハ{ l/////v! リ !ヽヽ l、        !  \
       |   / ,-く ヽ{ v   「ノ   ノノ' ノ!ヽヽヽヽ、
         { _{  }ノ__\        ,.ヘ-イ lヽ } ハ{ ``ー- 、
        __ノ'´ `ニ´_{____>ァー‐,ニ´ゝ⌒ヽ ! リ ヽヽ、   ヽ、
      /,. --―'"´ / /´ / /(_人__ノ/ ハ、   \`ヽ、 } ヽ、
  ,. -- ― '´l    l  / /   /  /  /   `ヽ \   `ヽ、}'\ ヽ
 ⊂,  ___|   ∨  / /  /  /    !|     \ `ヽ、   \} ノ
  ゙ー'´r' ,.へ  l {:.  | ! /  /     lj      ヽ`ヽ ヽ、_  !'´
     { // ,>‐-!::. l ヽ{  {:.    /ヽ     , ヘ  ヽ } ヽノ
     ヾ{ /,. ‐,ニ;ハ、:::.ヽ、 ヽ ヽ::::.... ヽヽヽ\ /   ヽ_ノノ  '´
       `ヽ{  { { { ト__,.>ヽ ヽ   /、 } ヽ `ヽ\  ヽ
         ヽ ヽゝ Y-r‐ T ̄|\ \   \ ノ ノ } } ゝ  l
            / /  l   ! ヽ ヽ    ヽ´ー''´ レヘ j
            ノ /  |    |   ヽ ヽ    ヽ     `´
           /  /  ∨   |    ヽ ヽ __,..ゝ
          /   /  /    !    ヽ‐く´
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       !.:::   !   ヽ:::..     ヽ     /  ト、
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  └――‐;-、!__      __ { \    ヽ  / j
       ノ   j``ー--‐ '´  `ー―---‐'´!  /
      /    /                ` ´
      (_ ノ



 古賀 瞬一

主人公の幼少時のトラウマを生み出した人物でライバル。

小学校からずっと相手を竹刀でぶったたいては「ねぇ教えてよ。弱いってどんな気持ちさ。教えてよ、ねぇ!」という

発言を小学校から高校の時分までずっとしているというへ、へへへ変態!!



 沖田 総司

古賀にとり憑いている新撰組一番隊隊長。

人を切ったときの話を古賀とするなどちょっといっちゃてる感がありますが

本作は結構、変態が多いのでこいつが出る頃は普通に見えます




というね、客観的に見たら変態が多い気がしてならないのですが

だ、大丈夫、気のせいですよ。ほら、まだ登場してない人物とかいるし!

次に出てくるのは・・・あ、バクテリアン武蔵2だn変態ばっかだな







■2005/6/9 剣聖ツバメ第28話

剣聖ツバメ2巻の発売日ですよー!ウフフ、僕らのツバメはいずこかなー?

おー!『無敵看板娘』は2列にズドン! 続いて『浦安鉄筋家族』は3列にズドドン!!

そしてツバメはー!?



隣に5冊チョコン



規模が違うぜ!! (隣に広げながら)

剣聖ツバメ 第28話

「非常の理由」

こんばんは、地元の本屋3件ほど駆け回り結局どこもないので4駅先の巨大な本屋まで出張りました。アンドヴァリです。

さて最近は掲載順が危ういなぁ、と心配していたツバメも今週は見事に『舞-HiME』の次を確保。

コミケで言えば島の壁側サークルという位置づけですよ! (分かりにくい)

それもこれも私の地道な布教活動の賜物。高橋先生も菓子折りの一つでも持ってきなさいな。(ありえない)


えー、肝心の28話はというと武蔵2との戦いの後、次の主人公のライバル古賀との戦いの前のちょっとした空き時間。

左手の負傷を気にしながら控えていると車イスを引きながら白鳥さんが登場。

実は白鳥さんは新撰組・副長『土方歳三』がとり憑いていて、前にツバメとの戦いで敗れていたのですが

どうやら床にふせていてようやく復帰できたようです。

あぁ・・・きっと苦しい時間を過ごしていたに違いない・・・。苦しかっただろうに・・・。


白鳥 「ツバメ様から頂いた打突・・・その一撃一撃を寝床にて反芻しておりました

     
苦しくも楽しい時間でしたわ・・・ (ぽわ〜〜ん)




ごめん、ただの変態でした


そして次に一言、「瞬一兄様に打ち勝ち、兄様をお救い下さい!」とのこと。

えー、実は白鳥さんは古賀の妹だったりするのです。変態なところとかクリソツです

そしてツバメは「オレが勝って・・・古賀を救う?」とワケが分からないといった模様。

そりゃそうです。どこの世界に負けることで救われるヤツがいましょうか。

まあ、この変態兄弟ならそれもアリかなぁとか思ったりもしますが、ココで思い出話にフィードバック。

元々は白鳥家の愛人の子である古賀は白鳥家の跡取りとして過ごしていましたが

とある事件により右腕を負傷。そしてそれを知った父親が「何を見ていた!?」と古賀の母親をボコボコに。

そして2人は家から追い出され、それから古賀も心を閉ざしてしまったとのこと。

そして母親は恐怖で心を失ってしまい、それと同じ恐怖を味わえれば母親と向き合えると強者を探していて

しかし古賀は負けたことがないほど強く、それが出来るのはツバメだけ、ということらしいです。


それを聞いた小次郎は「右手の大ケガとは・・・どの程度のものなのでしょうな・・・」と心配しております。

ちなみに右腕を負傷しているらしい古賀は望月主将に勝利した後、右手で・・・





 ミチッと主将の耳を右手で持ち上げ、






 ブゥンっと片手できりもみ回転を与えながら投げ飛ばし、






 壁にダン。








FOR EVER MOTIDUKI (望月主将よ、永遠に)




というようにまあ負傷どころか人間技じゃない芸当さえもやってのけます。

あ、ちなみに望月主将は生きてます。ただ試合が始まってからは姿を見ていませんが


そしてちょっと悩んでいたツバメの前に古賀が登場し、「美紀が余計なことを言ったようだね」といいながらビンを持ち



 バキャッ 「・・・何も心配はいらない」



とビンを片手で粉砕。え、これってバキだったっけ?

とりあえず古賀は気合十分万事オーケーみたいです。そして次週からは古賀VSツバメの戦いが始まります。

ちなみに余談ですが作者のお気に入りの霊はなんと『岡田 以蔵』だったようです!

な、なんと!お気に入りのキャラがあんな扱いなんて・・・!!





しかも最近は姿さえ見ないのに







■2005/6/16 剣聖ツバメ 第29話


「突貫!!!
        !? 逃げろって言ったのに」

「あなたばかりにはいい格好させませんわ ね・・・・・・・・・リーダー」

「バカね・・・・・・」


あたしたちに残された道はただ一つ――!!


破片すら残さず消えなさい!!



愛校ダイナマイtあ、これ舞-HiMEだった。

剣聖ツバメ 第29話

「お前のしたこと」

さて、今週のツバメは前回、古賀の過去の話を聞いたツバメがどう対処したらいいのか悩んでいるところから始まります。

そしてそれを小次郎から聞いている望月主将と以蔵。

なんとも懐かしい顔ぶれです。ざっと1ヶ月ぶりぐらいでしょうか。

あまりにも懐かしすぎて大半の読者は望月主将の存在自体を忘れていそうですが

肝心の望月主将は何をしていたのかというと試合に出て三回戦負けをしていました。


えー!?主将なのに、部員の中で唯一のまともキャラなのに!

しかも負けた原因は以蔵が無理やりとり憑いてきたから。

さすが、以蔵。見事なまでのヤムチャです。

しかも応援されるどころか描かれてもいません。背景以下の扱いです。

もうヤムチャさえ超越してチャパ王クラスではないでしょうか。


そんな中、この漫画のヒロインである維子が入院していたにも関わらず外出許可をもらって現れました。

実は維子は白鳥さんにボコボコにされて入院し、さらに古賀によって入院中にアイアンクローをくらうという

変態ツインバードストライクの餌食になっていたのですが

ここでようやく顔を出しました。懐かしさは望月主将以上です。


そして場面は変わり白鳥さんが古賀にツバメに全てを話したことを告げます。

そしてこれ以上罪を重ねないでとシャアに対するセイラさんみたいな説得を始めますが

古賀は白鳥さんに抱きつき、「・・・美紀・・・お前は大きな勘違いをしてるよ・・・!」と一言。

あらまぁ、何でしょう?白鳥さんも「え?」と困惑気味です。何々、お兄様〜?






 グイ 「あうっ?」



痛い、痛い、痛い、痛い!!!

これは痛い、古賀必殺の人を人と思わない攻撃!

白鳥さんも涙目だわ、前髪がブチブチと切れるわと大波乱。

しかし、そんな人の情に訴えるようなことをしてもこの古賀、別名「変態アズナブル」には通用しません。

「初めはそうだった 母さんと向かい合うために恐怖を求めた・・・

 でも自分の竹刀で恐怖にゆがむ奴らの顔を見るにつけ分かってきたんだ

 恐怖を与えることの本当のイミを

 
いつまでも心に残るような恐怖を与えたいと・・・!

ちなみに心に残る恐怖を与えられた人はこのようになります。





 ←使用前













 ←使用後


えらいフケ顔です


竹刀の音が怖いと怯えだし、終いには「古賀が・・・古賀が・・・古賀がくる・・・!」と

3倍の速度で迫るザクの存在を知ったWB艦長のような怯え様

(バックBGMは「古賀が来る」)

こんなのがヒロインじゃあ人気なんか出るはずもない。



そしてここでもまたもや懐かしい顔、白鳥さんにとり憑いている土方歳三が沖田総司に「そいつについていくのか?」と

問いかけますが当の沖田は「どこまでも・・・私は瞬一と一緒です」と言い張り土方さん困惑。

そんなやり取りをしつつ、ついに古賀VSツバメの試合が始まります。

見守る白鳥と土方。応援する阿砂と顧問の先生。いつの間にか身内側についてる山上八段

そしてまた背景から消え去った望月主将

そんな中、ツバメは維子が剣道を恐れるようになってしまったことに腹を立て怒り爆発。

古賀は突きを連発。突きしか知らないのか、こいつは?

そして古賀の突きをかいくぐっての面打ち!





一本にはならずとも山上八段を唸らせるほどの見事な片手面。

うむ、素晴らしい。作者は左手を痛めていることをすっかり忘れているようですな

前回は「もう手が限界だ」とか言っていたのに今週は普通に片手面。

キミは前回の話を知らないのかな?(^▽^)

あー!前回ちょっと褒めたらすぐこれだ!

作者は古賀の能面アイアンクローでもくらってるんでしょうか?


あ、ちなみに今週からツバメの影が薄くならずにすみそうですが

逆に小次郎が薄そうです







■2005/6/23 剣聖ツバメ 第30話

どうでもいいですけど

『げんしけん 6巻 特装版』を持って大学に行ったのは俺だけじゃないんだろうな。

剣聖ツバメ 第30話

「超えきれぬ壁」

さて週間レビュー剣聖ツバメの時間が始まりました。

最近の悩みとしては部屋の隅に高々と積まれているチャンピオンが非常に邪魔なんですが

それもこれも剣聖ツバメを世に知らしめるため。

さぁ、今回も張り切っていきましょう!


さて、前回の話でヒロインである維子が古賀に怯えるあまり剣道場に入れず

そのせいでまた背景から消え去っていた望月主将ですが

維子の説得もありようやく中に入ります。


以蔵 「オイ、本当に小山田は一人にしていいんか?」


望月 「あとで阿砂君を様子見にいかせるさ




なんと主将ったら自分で行かずに阿砂をいかせる宣言。

阿砂はいきなりパシリにされてます。

きっとこの試合が終わったら主将と阿砂の会話はこのようになるでしょう。


望月 「あー、阿砂君。ちょっと維子君の様子を見に行ってくれないか?」


阿砂 「はい、分かりました」


望月 「あ、それと。
ちょっとパン買ってこいや


阿砂 「え・・・じゃあお金を・・・」


望月 「あ〜ん?何いってんのかな、阿砂君?キミは散々出てたじゃない。

     僕なんか1ヶ月ぶりぐらいなんだよ。それとももうテングなのかな?」


阿砂 「そ・・・そんな主将・・・!テングだなんて・・・」


望月 「なんだ、その口答えは?僕をのけ者にして漫画に出ようとでも?」


阿砂 「い、いや違います。これは・・・」


望月 「僕から逃げられるとでも・・・・・・いや、

     
僕を忘れられるとでも思っているのか?


阿砂 「くっ・・・・・・」








・・・・・・はっ、いかん!軽くワープしちまったっ・・・・・・!! (荻上)



とまあ、そんなげんしけんネタを交えつつ主人公のツバメは何してるのかというと・・・。







 ←突きしか打たない古賀選手とくらいまくる鴨下選手

突き突き突き突き突き突きーー!!




な、なんと突きのラッシュ!彼は九頭龍閃でも決める気なのか?

しかも狙いは全部、防具の隙間。ちゃんと突きを決める気なんてありません。

そのあまりの非道さに思わず審判も試合を止めます。



審判 「君ィ、何だその打突は!?わざと防具のスキマを狙ってるんじゃないのか?」


古賀 「(睨みつけながら) ・・・ただの偶然です」


審判 「しかしあまりにも・・・!」


古賀 「向こうの構えが特殊なんで狙いがつきにくいんです




なお、この言い訳は初めて彼女とするときなかなか狙いが定めないときなdまあそれはいいや。


しかし古賀は聞く耳持たず、相変わらずそこら中に突きをくらわせます。

ツバメも「こいつの突きは予想以上に変幻自在だ。どこに打ってくるのかまるで分からねぇ・・」と困惑。

突きがどこに打ってくるのかわからない、とか剣道で普通ありえないんですけど

ツバメは今までの練習の日々と鍛えてくれた人々のことを思い出します。


「小次郎と、主将と、阿砂と、山上サンと、そして――」


どアップで出てくる維子。一緒のコマにいるのに名前は出てこない白鳥さん。

そしてツバメは古賀の恐怖を打ち払うべく・・・!



古賀の突きを払う



望月 「よし!払ったっ!いけェ鴨下君!」






 あれ?







 スッ



え、何コレ。ドラゴンボール?




振り向きざまの突きをくらう



一本!



ツバメ 白目をむく



鴨下ツバメ (スタンド:佐々木小次郎)



  リ   タ   イ   ヤ
再起不能



ご愛読ありがとうございました。

続きは荻上さんのコスプレでお送りします。 (ウソです)







■2005/6/30 剣聖ツバメ 第31話

さぁ、今週もチャンピオンの発売日。すなわち『剣聖ツバメ』レビューのお時間が参りました!

今週のツバメは『舞-HiME』、『浦安鉄筋家族』といった強豪よりもさらに前の掲載位置を確保。

ここまでの上位位置は連載初期以来ではないでしょうか!?

ますます期待膨らむ『剣聖ツバメ』!さぁ、今週のタイトルはー!?














( ゚д゚)・・・ん?

 

(つд⊂)ゴシゴシ

 

(;゚д゚)

 

(つд⊂)ゴシゴシ



(;゚ Д゚) …!?







剣聖ツバメ 第31話

 し く    で  し 
「師と弟子」


さ、そんなわけで全国1万人のチャンピオン読者が突っ込みを入れたところで前回のあらすじ。

(ふりがなの『く』は絵の部分だったみたいです。ごめんなさい)

前回のツバメはライバルである古賀に無数の突きを剣道とは思えないほどくらい、

そしてついに突きをさばいて面を打つも古賀の見事な足さばきの前に回り込まれ、振り向いた瞬間に突きをくらい

それは舞い散る桜のようにダウン。

そんな大事な一戦の後に誤字とは高橋先生もなかなかの茶目っ気を見せますが

とりあえずチャンピオンは小学生は読まないと思うので間違った知識が広まることはないでしょう。



さて、当のツバメはというと古賀の突きをまともに受けたため場外に吹っ飛ばされてしまいます。

思わず観客からも「死んだんじゃねーかァ オイ・・・」という心配の声をよそに

山上八段はマンモス哀れなヤツとでも言いたげに見下ろすのみ。

さすがは全ての元凶。この人がいなければ世界は平和だったのに・・・・・・。

一方、我らが小次郎はツバメの心配をして駆け寄りますが (というか憑いてますが)

ツバメは「一瞬、首が吹っ飛んだかと思ったぜ・・・」とかなり深刻なダメージを負った模様です。

まあ首が飛んでも「まだメインカメラがやられただけだ!」とか言えば済みますけど。 (ガンダム)


しかしここまでやられてもツバメは小次郎にのり移らせようとはしません。

なぜなら古賀に自力で勝つのがツバメの目的。それを知っている小次郎は手出しができません。

相変わらず古賀に突かれまくるツバメを見て小次郎も「このままでは大ケガをしてしまう・・・」とあわてふためいてますが

前回の戦いで左手を使い物にならなくしたのはあくまでも小次郎であり

そのせいで左腕が尋常でないぐらい腫れてしまったのはまぎれもない事実。オイ!どうする小次郎!

まあそれは作者も忘れてるからどうでもいいんですけどね。



ちなみにこの間に以蔵と土方の会話が挿入されますがあんまり興味がないので無視します。

その頃、小次郎は前回の戦いで使った足さばきをツバメにも使うように促しますが

ツバメは「いきなりムリだよ」と弱気全開。

なぜなら今のツバメの構えは現代剣道の構えとは全然違う小次郎特有の構えでベタ足のため足さばきが使えず

散々した練習が全くの無駄の産物に。あの話はなんだったんだろう・・・。 (2巻参照)


そんな中、前回の戦いを反芻しながら徐々に足さばきが使えるようになるツバメ。ざわつく関係者の皆様。

結局使えんじゃねぇかと突っ込みを入れる俺。


白鳥 「ツバメ様の動きが早くなった!ベタ足の構えで・・・何で・・・・・・」


望月 「”並足”だ・・・・・・」



しゃしゃり出る主将。


来ました!ここ最近は全くといっていいほど出番がなく、いつの間にか描写されることもなく試合に負け、

読者の大半に忘れられてそうな望月主将が今、解説役という脇役ポジションで復活を果たしました!

ちなみに並足というのは予備動作なしに一瞬の内に爆発的スピードを得ることが出来るらしく

ブラジル代表のロナウジーニョやマリナーズのイチローも使っているということです。

つまりツバメ = ロナウジーニョ&イチローなわけですね。

あ、ちなみにロナウジーニョ&イチローファンは当サイトに石を投げるのはやめてください。

文句は全て秋田書店に方にお願いします。


ちなみにここで以蔵のちょっといい話が聞けますが

当サイトは以蔵がキライなのではしょります。ご了承ください。


そしてついに古賀に面を打つことができますがそれがちょっと横にずれて一本にならず。

しかし確実に勢いづいたツバメ&小次郎。

まさにけれど輝く夜空のように復活を果たしました。 (幻の続編)

このままツバメは押し切れるのか!?その後、土方が「沖田の突きの怖さはこんなものじゃない」と警告は出したが結果は!?

小次郎はこのまま脇役か!?望月主将の出番は!?以蔵の出番はまあいいや。





とりあえずもう突き以外の打突が見たいなぁ・・・。







■2005/7/7 剣聖ツバメ 第32話

ねえ、今日って7月7日じゃないですか。いうなれば七夕じゃないですか。

織姫と彦星が年に一度だけ出会えるというロマンチックであり、短冊に願い事を書くというファンタジーな夜じゃないですか。

世のカップルたちはそんな彼らを祝福するかのように夜をともに過ごす日じゃないですか。



何で予定が電車男とツバメレビューしかないの、俺?

剣聖ツバメ 第32話

「幻」

はい、どうもー。母親に「お、電車男」と言われたものです。

し、失礼な!ポスターなんて安部なつみしか貼ってないもん!!


さ、そんなジャブを繰り出しつつ前回のあらすじ。

古賀の突きに対抗するために小次郎の足さばきを試合中に修得するという

ジャンプの主人公みたいな技を披露した主人公:ツバメ。

そしてその動きを見た古賀は憑いている沖田総司の秘剣を繰り出そうとして構えを変化。

果たして沖田の秘剣とは?



そんな中、外野席では望月主将と白鳥さんを無視して以蔵と土方が会話を繰り広げています。

以蔵も「沖田総司の本物の”突き”?」と興味津々。

というか俺の記憶ではずいぶん前に以蔵は古賀の秘剣を思いっきりくらってた気がします。

その証拠画像はこちら。





 ←魔貫光殺胞の跡ではありません。





これが沖田総司が古賀に託した秘剣。ラディッツの最期を彷彿とさせる出来ですね。

それなのに以蔵ったらまだ見たことないかのように土方に過去の話をさせるきっかけを与えます。

人はこれをご都合主義といいます。また一つ勉強になったね☆


過去の話によって沖田が土方の奥義を超える突きを編み出したことがわかりました。

その名も”幻”。秘剣”幻”です。

沖田は「いい名前でしょ」って言ってますがどう考えても適当につけたとしか思えないのが残念ですね。



さて、その秘剣の正体は気付いていないものの突きをしてくることは分かっているツバメはとりあえず距離をとります。

なぜ突きだって分かるのか?そりゃあ、突きしかやってこないもの。


そんな話を聞いて緊張するギャラリーを置いてここでクイズ。

アンドヴァリのなぜなにクエスチョ〜ン!! (ちゃりらりら〜ん)

Q:古賀が繰り出す秘剣とはどのような突きでしょう?

ヒントは絶対に突きが届かない遠い間合いから打ちます。


答えは4択。



1.シルバーチャリオッツよろしく剣先が相手に向かって飛ぶ


2.突く過程よりも心臓を貫くという結果が先にくるので防御は無意味


3.小次郎つながりでYAIBAを参考に剣が伸びていく


4.古賀は実はロボットでロケットパンチが出る





さぁ!どうでしょう?ちょーっとボウヤたちには難しいかしら・・・?

何よりもこの中に正解があるという時点で驚きなのですがあるからには仕方が無い。

何せ1は明らかに謎のギミックがあるし、2はまさにゲイボルグだし

3は竹刀というか魔剣の領域だし、4にいたっちゃ人ですらない。

果たしてこんな結果が剣道漫画にあるのか!?正解は・・・・・・。





 ボッ


ツバメ 「大丈夫だ!あの位置からじゃここまでは届かない!」








 グワッ


ツバメ 「ウ ウソだろ? 竹刀が・・・伸びてくる!?








 バシュッ





わーお、切れてなー切れてる切れてる!

伸びるどころか竹刀で主人公の首が切れちゃってるという大惨事発生ですが

正解は3:竹刀が伸びるでしたー。ハッハー!




やっちゃいました高橋先生・・・。



竹刀伸びちゃった・・・伸びちゃったよ・・・。竹の成長力はすごいですね。

それともこの竹刀は魔剣:物干竿とでも言う気でしょうか?




 ←presented by YAIBA




しかも首がバシュって・・・。どうやったら竹刀で首が斬れるんでしょうか?

ミニ四駆でコンクリとか切り裂くのと同じ原理でしょうか?

世の中は不思議でいっぱいですね。ツバメはどうするんでしょうね。

どうでもいいけど今日は七夕でした。






さ〜て、来週の剣聖ツバメは〜?



白鳥ですわ。

ツバメ様がお兄様の突きによって万事休すに陥りました。

どうすればツバメ様は勝てるのでしょうか。それにしても最近は懐かしいキャラが解説役によく借り出されますわ。

私、望月主将、以蔵、土方さん。使い終わったら解説に回すなんて安いリサイクルですわね。

この調子ならあのスターも近いうちに再登場することでしょう。

それでは次週、「甦る 辰っちゃん」お楽しみに。ウフフフ。 (じゃんけんはチョキ)






 ←ブロウクンマグナムを放つ僕らの勇者王







■2005/7/14 剣聖ツバメ 第33話 「逃走」

前回のあらすじ:



竹刀が伸びました






というわけで、先週ついに発揮された沖田が古賀に授けた秘剣「幻」。

原理はまったくもって不明ですがその正体は剣が伸びる突き。御庭番衆の般若を彷彿とさせます。

もしや竹刀に黒と白のシマシマ模様でも書いているのでしょうか

ちなみに伸びると言ってもどのぐらいの距離なのか?今週見たらこのぐらいです。






長ッ!


そのあまりのリーチにツバメもなす術がありません。

そしてそれを見た以蔵は「前に思い切りくらった奴じゃ」とようやく思い出しました。

どうやら自分の都合のいいように忘れていたわけではないようです。人斬り以蔵はまだまだ現役です!

そして隣にいた白鳥さんが「伸びる謎のヒントとかありませんの?」と嬉々として聞いています。

何せ以蔵といえば幕末の動乱で人斬りとして恐れられたほどの人物。一度見ればその秘密も見破れるはず!

これでもう使えないだの、人知れず負けてるだの、

一番の萌えキャラは以蔵タンとか2chで騒がれることもありません。

さぁ、注目すべき以蔵の答えとは!?


























・・・・・・所詮はマスコットか




そんな中、伸びる竹刀という攻撃に再び恐怖が舞い戻ってしまうツバメ。

沖田も「怯えてるね、彼・・・」と同情したような目を向けますがここで古賀の恐怖理論が炸裂。


 「・・・痛みさ。さっき与えた”幻”で痛んだ体が戦うことを拒否しているんだ。

 そしてその内全てを支配する。恐怖という悪魔がね。

 
いい顔になってきたよツバメ君。もっと踊ってもらおうか



もっと踊ってもらおうか・・・、どこの御大臣だお前

そのうちいい声で鳴いてくれよぐらい言いそうです。


さてそんな中、肝心のツバメは”幻”を必死こいて避けながらその秘密を探ります。

そしてそれを指示したのは我らが小次郎です。逆に小次郎の名言としては、

 「おびえて逃げるのではない、勝つために逃げるのです!」

さすがは小次郎。どっかのマスコットとは言うことが違います


そしてツバメはついに「”幻”の謎がわかった」と八相の構えから青眼の構えに変更。

はたして次週、ツバメはどのようにして”幻”を破るのか!?

なんとなく竹刀で間合いを計って見切って面を打って終了というイヤな予感がしないでもないですが

違う、違う!まっさかそんなベタなオチなんて持ってこないですよ!ハッハッハ!






・・・・・・だ、大丈夫だよね?







■2005/7/21 剣聖ツバメ 第34話 「8年の時を超えて」


前回のあらすじ:

古賀の放つ秘剣”幻”の前になすすべなく逃げ回る、主人公:ツバメ。

しかし、ただ逃げていたわけではない。それは突破口を開くために逃げる、勝つための逃げ。

そしてついに秘剣”幻”の秘密を看破し突破口を見つけた、と八相の構えから正眼の構えに変更。

果たして”幻”の秘密とは!? ツバメの打開策は!? ますます読み応えがます剣聖ツバメ!

ちなみに僕の行政法のテストはボロ負けでした




はい、そんなわけでテストがいろんな意味で一段落ついたので久々の更新としての剣聖ツバメレビュー。

法律なんて知らないわ私はツバメが見たいのよ!とやけくその更新でお送りしております!

法律なんて燕返しで吹き飛ばせ! (レッツ・バトルロワイヤル!)


しかも今週はあの例の伸びる竹刀でお馴染みの秘剣”幻”の正体が明らかに!

以前に >竹刀の成長力はすごいですね と書いたら

竹刀ってカーボン製もあるんですよとweb拍手で言われました。カーボンだったら伸びるのか?

それともカーボンには必殺”無限竹刀”とかあるんでしょうか。 (アクエリオーン!)

ちなみにちゃんとした秘剣”幻”の正体は・・・・・・



竹刀をてのひらで握るんじゃなくて

親指と人差し指の2本だけで握ることにより
その分だけ間合いが伸びるというもの。



すごいです!重い竹刀をたった2本の指で支える!さすがは片手で望月主将を投げ飛ばした男!

しかしそのちょっとの差のわりには竹刀が異様に伸びてたような気がしないでもないような・・・。

ち、違う、違うさ!剣道においてはその1寸が重要なんだよ!命運をわけるんですよ!

竹刀が異様に伸びた? 高橋先生の画力がすごいんだよ!

え?”幻”のくらった跡が魔貫光殺砲?











違うよ、これは水洗トイレの流れる絵だよ。決して面の一部じゃないよ。



まったく、古賀だってこんな技を簡単に会得したわけじゃないんですよ。

厳しいウェイトトレーニングをしたり、片手でビンを握りつぶせるようになったり、

親指と人差し指だけで懸垂とかしてるんですよ

普通の懸垂でも大変なのに使えるのは左手の親指と人差し指のみ。

そしてこれを会得したらさっそく意中の女子を鉄棒の前に連れてくるわけですね。

そして親指と人差し指のみを使って懸垂したら大声で「付き合ってください!」。

これで彼女のハートはあなたのもの。カップル成立です。

まあそれでもあなたの周りにはノートに小説を書き連ねるメガネっ娘やら

ものすごい巨乳を振り回してあなたに猛アタックをしてくる女の子とかがいると思いますが

それらを連れて今度は映画を作ってください

え?じゃないです。映画を作ってください

そうすればその映画がプロの目に止まりあなたを訪ねてきます。

あ、ちなみに懸垂して告白した女の子とは一度別れますがご安心ください。

今度はその女の子が親指と人差し指のみを使って懸垂し、告白してきます

え、女の子にはムリ?そこは愛のパワーで乗り切ります。パティシエは腕力がすごいんです。

その後、ひと悶着あったりヤったりとドタバタしたら別れます。

え、ヤれるの?少年誌なのに?って思ったそこのあなた!ジャンプを舐めてはいけません

少年誌の王、ジャンプですよ。そりゃあテニスやってたら分身ぐらいしますよ。

まったく、キミたちはもう少し少年誌の底力を知るべきだ。いいですか、そもそも・・・・・・・



え、何の話かって?剣聖ツバメに決まってんだろ!

はぁ・・・ったく、ちゃんと聞いててくださいよ。誰もいちご100%なんて言ってませんよ。

映画を作る?剣道の話してんのにどうやって映画作るんだよ!

ジャンプ?はぁ?チャンピオン読んでるのよ!集英社じゃなくて秋田書店ですよ!

ちょっとどうしたんだよ、みんな!テストやりすぎて頭おかしいんじゃないですか!?


えー、話を戻します。

まあ”幻”の正体は分かったんですがツバメは一体どうするのか?

不安げな外野を他所に以蔵だけは余裕です。ヤムチャのくせに生意気な

果たしてツバメはどうやって”幻”を破るのか!?その結果は!?



古賀、”幻”を打つ



ツバメも突きを打つ



バァン











竹刀の先端を・・・狙って突いた!?




驚く小次郎&沖田、一気に面を打つツバメ、何故か調子に乗る以蔵

これにより古賀とツバメは1-1のイーブン。時間が迫っていたので次週からはおそらく延長戦に突入です。

果たして”幻”を破られた古賀はどうするのか!?このままツバメは古賀に勝つことが出来るのか!?

漫画の影響がいいのか次のページに「これでキミも物知り博士!剣聖ツバメ剣豪ファイル」とか作ってしまい

ますますノリにノってる剣聖ツバメ!








でも僕の心は闇の中。 (テストなんかキライだい)







■2005/8/5 剣聖ツバメ 第35話 「忘れえぬ感触」 & 第36話 「邂逅」


こんばんは、剣聖ツバメレビューのお時間です。

先週は酔っ払ったり、そのままダウンしたり、スパロボやってたりとお休みしましたが

今週は合併号だからこっちも合併してレビューするかという感じでやっていきたいと思います。



てなわけで先々週のあらすじ:


古賀が沖田総司から授かった秘剣”幻”の正体がついに判明。

それは親指と人差し指で持つことにより飛距離を伸ばすという腕力にものをいわした必殺剣。

古賀は必死にダンベルで筋力つけたり、懸垂して告白したりと努力の結果、会得したほどの剣。

そしてそれをツバメは突きに合わせて突きを放ち、竹刀を飛ばすという荒技を披露し、見事に一本獲得。

そして試合はついに延長戦へ。勝利の女神はどちらに微笑むのか!?




と、いうわけであらすじに若干いちご100%が混ざっちゃってる感はありますが

古賀とツバメの戦いもついにクライマックス!どちらもあと1本取ったら勝ちというところまできました。

しかし肝心のツバメは突きの先端を狙うという荒技や散々突きをくらわされた後遺症で慢心相違の状態であり

それに気付いた沖田はルネを踏みつけるピルナスの如く余裕満載。 (ガオガイガーFINAL)

いまにも「かかってきなさい、子猫ちゃん☆」とでも言わんばかりなのですが

対して古賀はガンダリウム合金を前にしたシャアの如く困惑して

「なぜあいつは・・・ボクから一本とれたんだ」と悩んでいます。

何せツバメには多種多様な恐怖を植えつけた古賀です。

小学生の頃には竹刀でボコボコにして、最近では目の前で望月主将を投げ飛ばし、 (フォーエバー望月)

維子を病院送りにし、九頭龍閃みたいな突きでボコボコにまでしました。

個人的には望月主将を投げ飛ばした時点で警察に電話すべきだと思いますが

ツバメはそんな古賀のとまどいを他所にドンドン打ち続けます。対して古賀は全く手が出せません。

そんな試合を見ていた古賀の妹である白鳥さんから驚きの古賀理論が炸裂

白鳥さんによる解説だと

 「古賀が恐怖を与えるのは人に忘れられないようにするためであり、

 それを乗り越えて古賀がすがってきたものを断ち切ろうとするツバメに困惑している」
だそうです。


まあありていに言えば好きな子をいじめる理論だと思います。



そんな中、ツバメは「楽しもーぜ古賀・・・オレと剣道しよーぜ・・・」と

説得コマンドでも出てきたかのように話しかけ始めます。

そして古賀の過去の話に移り、まだ剣道を始めたばかりの幼少の頃の古賀が剣道を楽しむものとしていた頃を思い出し、

それに乗っ取って面を打ったら外野では「古賀が面を打った!?」「突きしかしなかったのに!?」と

空からフリーダムでも降ってきたかのごとく驚きを隠せません。

そんな古賀の「剣道を・・・楽しむ・・・?」というセリフを持って先週は終了。



そして今週の合併号の話へ。


先週の話題でついに心を開きだし、剣道らしい剣道を始めた古賀&ツバメ。

格闘家が拳で語り合うように剣士は剣で語り合えといわんばかりに試合をすることにより分かり合え始めた二人ですが

ついに戦いはクライマックスへ。古賀も試合を決めるべく顔つきが変わり、ツバメも何故か維子の顔が浮かび力が湧くという

え、これジャンプ?みたいな展開になりましたが

正眼の構えから八相の構えに戻し、「小次郎の剣を信じて・・・出すだけだ!」と意欲満々!

そんな竜虎合間見えるみたいな状態の会場へツバメの試合の噂を聞きつけたヒロイン@維子が観客席へ。

その維子の「ツバメェ!!!」の声を皮切りに突きを打つ古賀。そして突きを払おうと竹刀を出すツバメ。結果は!?








 クッ ブンッ


トラップカード発動




なんと古賀の突きは囮で本当の狙いは払った竹刀をぬいて打つ”ぬき面”!

ここで遊戯王ならリバースカードオープン!とか言う場面ですが

果たしてツバメの手の内にはまだカードは残されているのか?それともこのままインセクター羽蛾扱いか!?



古賀:

 「勝つ!こいつに勝てば――手に入るはずだ!今までとは違う・・・最高の感じが――!」







バキィッ









リバースカードオープン! 『燕返し』!!



なんとツバメが出したのは小次郎の必殺剣”燕返し”!

予想外の反撃の驚く古賀、まさかの剣に驚く小次郎、ちっちゃいコマで出演する以蔵

対して古賀の発言は・・・・・・




古賀:

 「ぐぅ まだだ!まだ終わらん!」







シャアかよ



なんということでしょう。古賀のやつあろうことかシャアの名ゼリフを思わずパクり始めました。

そりゃあうちのレビューでも思わず『変態キャスバル兄さん』とか書いたような記憶はありますが

それをまさか真に受けるとは。

じゃあ次回はトラップカードとか出るかなぁ。 (出ません)



ツバメ:

 「これで決める!」







 ドォン


胴あり! 勝負あり!



ぬき面により外された竹刀からさらに燕返しで竹刀を払い、そこからさらに胴を打つという

小次郎曰く、『燕二段返し』により勝負を決めた主人公@ツバメ。

そして古賀に「またやろーぜ 二人で楽しもう 剣道をよ・・・!」と友情で手を差し出し、

古賀も「・・・ああそうだな また・・・やろう」とここに友情が生まれました。

というわけで増刊号ということもあり、ちょうどいいところで終わった剣聖ツバメ。

次号からはまた新しい剣士が出てくると思います。そこで当サイトでは少しだけ予想してみました。

それではその予想する剣士を紹介しながらお別れしたいと思います。さようなら・・・




予想1.


 インドネシアからの刺客 その名も 辞怨愚 (ジオング)


 「足が義足だからって剣道できない?ハッ!足なんて飾りですよ、エライ人にはそれが分からんのですよ!




予想2.

 海馬坊ちゃま


 対戦相手のデータを衛星から盗撮して検証するというボンボン。




予想3.

 阿無炉 (アムロ)


 全ての斬撃をニュータイプの感で回避






イヤになってきたのでやめます。



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