DUEL SAVIOR


メーカー:戯画

シナリオ:砂月 with 企画屋(今回は丸戸史明&卑影ムラサキ&小林且典)

原画:菊池政治

発売日:2004年10月1日

メディア:CD-ROM 4枚組


今回のレビューは戯画の誇る『バルドフォース』の開発陣が手がけた作品『DUEL SAVIOR』!

これがまた、システム面の期待などからかなりの勢いで売り切れが続出したとかそうでないとか。

今回は2Dアクションということで平たく言うとテイルズみたいな感じです。

その上、パーティが戦士、弓使い、魔法使い、僧侶、召喚師、忍者、ゾンビという構成。

一歩間違えば『テイルズ・オブ・ファンタジア』じゃん、という声さえ聞こえてきます。

でも接近戦がものをいいそうなシステムにしてはキャラが後衛ばかりだったり。

さらに、幼女がイクと発射するソーラレイまで完備したとなれば、ギレン総帥もビックリです。

それでは前置きもこのぐらいにしてちゃっちゃと解説していきたいと思います。

■登場人物

当真大河

本作の主人公。
最初はただのすけべぇですが段々と話が進んでいくとナイスガイに変貌していきます。
なんかジャンプの主人公みたいな成長振りを発揮しますね。

当真未亜

弓使いの妹。
重度のブラコンで何かにつけて喚く。
管理人が初めて妹キャラでまったく萌えなかったのは歴史に残る事実。

リリィ・シアフィールド

通称:はねっかえり魔法使い
何かにつけて主人公と対立し、自称「救世主クラスの主席」
しかし、後半になるに連れて人気が上がっていったのは用意に想像できます。
未亜シナリオでもこっちの方が気になりましたし。

ベリオ・トロープ

僧侶であり救世主クラスの委員長。
得意魔法は癒しの魔術であるが戦闘においてはそんな項目がないので宝の持ち腐れな特技。
僧侶なのにアンデッドが苦手である。

ヒイラギ・カエデ

忍者で暗殺者なのに血が苦手というどうしようもないプロフィールを持つ。
しかし、戦闘では別に普通に戦うので問題は無い。
主人公を師匠と呼んでいます。

リコ・リス

召喚師。
前半は無口だが後半からは普通にしゃべります。
特徴を書くとネタバレになるので終わり。

ナナシ

学園の地下にある墓地に住んでいたゾンビ。
しょっちゅう体がバラバラになったりしている。
これがいなかったらTOPの完成。

セルビウム・ボルト


噛ませ犬


と、別に最後のはいらないのですがなんとなく追加。

■システム

2Dアクションというか簡易テイルズです。

といっても爽快感はどっちかといえばテイルズですし、技も少ないのでコンボもテイルズの方がいいですし。

それでもこっちの方はゲージを使ってキャンセルをするというちょっとした格闘ゲーム要素があります。

赤ゲージを2つ使ってのEX必殺技などもありますが普通の必殺技のエフェクトをちょっと強化したぐらいなのであんまり代わり映えしないのが残念。

また、1度クリアしたシナリオのキャラクターを使えるようになるのですが未亜なんか絶対に使う機会がなさそうなのがどうかと……。

え?誰が使いやすいかって?

大河しか使ってないから知らないっスよ。

■シナリオ

チャプター1、チャプター2……と進んで行きます。ちょっとしたアニメみたいですね。

しかし後半までは共通パートなので戦闘がなかったら速攻で進めます。

また、攻略順を決まっています。

ベリオ or カエデ→リコ or ナナシ→リリィ→未亜の順です。

ベリオとカエデシナリオは完全に中途半端に終わります。すげーや、ソーラレイ。

未亜シナリオは色々な意味で疲れました……。

なんなのよ、この紅赤朱もどき。

■音楽

OPと戦闘なんかはよかったですね。

初回特典のCD2枚組みなんかよかったんじゃないですか?

え?僕の感想ですか?

中古だからCD入ってなかったんですよ!

…だから安かったんだ_| ̄|○

■CG

原画は菊池政治氏。

まあ、詳しくはOHPでも見てください。

特に感想ないし。

■総合

なんだかんだで8点。

シナリオなんかが多少は不満はありましたが戦闘はそれなりに楽しめました。

後は妹キャラをもう一度考え直して頂きたいぐらいです。


レビューへ戻る

TOPに戻る