Soul Link


メーカー:Navel
シナリオ:藤海琢樹
原画:鈴平ひろ
発売日:2004年12月17日
メディア:DVD-ROM1枚組




ストーリー紹介



――時は西暦2045年、秋。

中央士官学校本科二年に所属する秀平は、
在籍する科の任務で周遊型スペースステーション・アリエスに向かう。
そこには、実の弟である涼太や幼馴染の七央も、
同じ学校の実習として訪れていた。
アリエスでの数日間の生活に皆、様々な思いを重ねる。

そこに突如として現れた、アリエスに接近する戦跡不明のスペースステーション。
それは、武装過激派組織・ハララクスの襲撃だった。
突然の出来事に、瞬く間にメインコントロールルームを制圧されてしまうアリエス。
秀平達は、地球との通信手段を封じられ、脱出する術も失ってしまった。

地上から隔離された、逃げ場のない130万フィート上空の宇宙空間。
そんな絶望的な状況にも希望を失わず、
アリエスを取り戻すべく懸命に立ち向かう士官候補生たち。
そして彼らはこの事件の裏に潜む、恐るべき真相に近づいていく……。


以上、OHPより抜粋。



そんなわけで今回、ご紹介するのはNavelの第2作目である「Soul Link」。

今から40年後という私が縁側で茶でも飲んでいるであろう時代のお話です。

スペースステーションが出来ているという近未来的設定であり、

それならMSの1体でも出して欲しい気もしますがあいにくV作戦はありませんのでご了承ください。

それではちゃっちゃと感想を述べたいと思います。

おーい、婆さんや。感想だってよぉ。(ズズゥ)


■シナリオ


まあ、ストーリーを見てもらえれば分かると思いますが、

宇宙ステーションにいたらテロリストが現れて「あら、ビックリ」なお話です。

もちろんそれだけの単純なお話ではありませんが大まかなところはそんな感じです。

話の流れとしては

エピローグ→チャプター1→チャプター2→チャプター3と進んで行きます。


エピローグはそのまんまの意味としてまずはチャプター1から。

えー、はっきり言いまして選択肢を間違うと問答無用でBADENDです。

好感度が足りない?いえいえ、そのようなものチャプター1には存在いたしません。

基本的に1本道です。ifなどありえません。

決められた道筋を辿る電車の如く進みます。故に攻略対象も1人です。

やるからには気をつけてくださいね。主人公が「かまいたち」の如く死にます。


続いてはチャプター2。

ここから主人公が変わって一般的なギャルゲーになります。

BADENDなんてよほどのことがない限り行きません。対象を絞れば無問題。

ここでようやく攻略対象が3人にUP。ようやく普通に進みます。

ただ1つ問題が。




きっかけが無理しすぎです。


シナリオライターさんもこの辺で力尽きた可能性がありますが、

それでもこれはどうかと。ヘタすると手が後ろに回りますよ。

やはり宇宙空間に閉じ込められると人類はニュータイプへと進化するのでしょうか?

オールドタイプでありナチュラルな私には理解できませんでした。

これを理解するにはララァの導きが必要です。(ララァは賢いな)


続いてチャプター3。

物語の本質であり解決編。コナンでいうなら後編です。

チャプター2に起こった出来事の裏側が分かります。

っていうかやってたらなんとなく分かってました。

細かいところまではさすがに無理ですが大まかな箇所は「あー、こんなんかなぁ?」と想像できてましたね。

まあ、チャプター2でのモヤモヤが晴れるので良しとしましょう。

■音楽


Navelの音楽が好きな方なら問題はないでしょう。

まあ、一番印象に残ったのが

のBGMなのはどうかと思いましたが。

■絵


原画は鈴平ひろ氏です。

個人的に大ファンなので問題はありません。むしろ大歓迎です。

ものすごくパンチラが多いのが気になりましたが大丈夫でしょう。

今ではジャンプでさえいちごパンツの出てくる時代です。

■システム


スキップも問題なく使いやすいですし、セーブも数はむしろ多すぎるぐらいです。

バッグログも前作の「SHUFFLE!」と同じで使いやすく、問題が見当たりません。

システムに関しては100点満点だと言えると思います。

■総合


シナリオに多少物足りなさを感じたので7点で。

個人的には「SHUFFLE!」の方が好きでした。






なお、今回のMVPは……。











犬のクーちゃんでした。








あ、ちなみにPREMIUM BOXを買おうとしている方。

お気をつけください。













シャレにならないくらい箱が巨大です。


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