剣聖ツバメ 日野剣豪バトルロイヤル編 その2

下に行くほど最新のレビューになります。




■2005/11/26 剣聖ツバメ 第51話 「謎の剣」


よっしゃ、バイト! バイトもしゃきしゃき働きますよ! 馬車馬のごとく働きますよ!


よっしゃ、企業セミナー! 企業セミナーもバリバリ行きますよ! ニンジンぶら下げられた馬みたいに走り回りますよ!


よっしゃ、ツバメレビュー! 休ませろよ!! (えぇ!?)





先週のあらすじ>

強烈な剣気を放ちながら襲ってくる柳生十兵衛を相手に互角に斬りかかるツバメ。

それもそのはず、実はツバメは五百年に一度しか現れない霊とのシンクロ率が非常に高い特異体質であり、

そのおかげで小次郎の力を100%引き出すことが出来るのです。

この辺りからツバメは実は第17使徒じゃないかなと思い始めた読者を尻目に

何の前触れもなく斬り刻まれ、地にひれ伏すツバメ。

一体、ツバメに何が起きたのか!? ウソだと言ってよカヲル君!!


(←今週は出だしから斬られる主人公の図)



さてさて、そんなこんなで今週も始まりました剣聖ツバメレビュー。

ちなみに上の絵ではボルテスXもビックリなぐらい切り刻まれておりますが、

実際のツバメはまったくの無傷。 何もされてないのにいきなり自分がズタズタにされたような感覚だけがあります。

これは一体どういうことなのか?

ひょっとしてこれはツバメじゃなくて番長連合? (洗脳ですか?)

いくらシンクロ率が上がろうが所詮ツバメはヨットスクールの頃と変わらないということでしょうか。

そんな私たちの疑問の声を聞いたかのようにバジリスク十兵衛は淡々と語りだします。


「・・・人を倒すのに必ずしも刀はいらぬ

 無刀により人を活かしつつ勝つ それこそが柳生新陰流の真髄なり」



そして 「この程度では貴様らに興味はないわ」 と見下されて見逃してもらう最強なはずの小次郎。

もはや小次郎最強説は人類最強は亀仙人ぐらい無視され始めました



さて、肝心の十兵衛はどこに行ったかと思ったら実は高尾山中の霊を封じようと集まっていた坊主たちの本拠地へ。

そしてそこでテイルズオブシンフォニアのジーニアスにそっくりなリーダーと親しげに話しているではないですか!

ちょっとリーダー! 霊がいるって! 封じて、封じて!











 !?



なんと真の黒幕はリーダーである土奥万梁ではなく、天草四郎時貞。

というかなんていう恥ずかしい格好してるんですか、天草四郎。

ここまで恥ずかしい格好してるヤツは秋葉原にもそうはいないと思うんですけど、

TVチャンピオンで 「『バテレン』というコンセプトでファッションしてください」 とかいったらこんなの出てきそうですね。

さらにこの天草四郎。

実は霊を封じた殺生石を使ってあの宮本武蔵を世に復活させようとしています!

大変! 武蔵が復活しちゃう! 助けて小次郎! って第1話で現世に来てるやん


そもそもこいつの目的は武蔵を復活させて、それに引かれて出てくる霊を甦らせて世の中を混乱させること。

そんなことは15年前に 「剣道界が廃れている!」 とか言っていた山上八段のわけわかんない発言により

武蔵に引かれて小次郎とか土方とか以蔵とかが出てきてるのですでに目的は達成しているはず。

それなのに武蔵が復活するには霊を封じた殺生石が必要とはこれいかに?

もしかして武蔵は15年前に世の中に現れたので現世をブラブラしていたら

洗濯して干していたのに風に飛ばされた白衣観音経に捕まったのでしょうか?

どっかの小学校のうさぎ小屋とかに居そうですね。


さてさて、そんな話題は武蔵飼育委員にでも任せておくとして

実は武蔵復活には霊たちを封じ込めた殺生石とさらに強力な憑代が必要なのです。

武蔵といえば最強! すなわちそれに見合った憑代というものが必要!

そしてそれを求めて天草四郎は維子、白鳥、井ノ森がいるマンションに刺客を送り込みます。

その刺客の名は武蔵坊弁慶。 マンションのドアをぶっ飛ばしての堂々たる登場です。

そして次号、ついにあの白鳥&土方に久方ぶりに戦闘に入ります。

不安材料としてはすでに白鳥さんがベロベロに酔っ払っているという点がありますが、

白鳥さんのことですから酔えば酔うほど強くなるかもしれません。








■2005/12/1 剣聖ツバメ 第52話 「鋼の弁慶」


さあさあ、お待たせ・・・はしてないけど、今週も始まりました剣聖ツバメレビュー。

先週はツバメが剣を使われもしないでやられたり、十兵衛と天草四郎がつるんでたり、

ショタボーイにショタボーイが憑いてたりと波乱の幕開けだったわけですが、

今週はイタコの井ノ森のマンションにあの武蔵坊弁慶が乗り込んできました。

ココで戦えるといえば先週は酒を飲んでグデグデに酔っ払っていた白鳥さんのみ。

久しぶりに白鳥さんの勇姿が、コミックスでいえば3巻以来の白鳥さんの戦いが見えるわけです。

よっしゃー、久しぶりにレビューに熱が入るぜとペラペラと読んだら白鳥さんの登場コマ数はたった4コマ

いいやもう、舞-乙HiMEにしようよ





さ、いい感じにヤル気がなくなってきたところで弁慶VS白鳥さんに憑いた土方の戦いが始まります。

しかしこちらは出入り口は弁慶に塞がれ、高層マンションの上の方にいるから窓からの脱出は不可能なうえに

後ろには井ノ森と維子がいるという絶体絶命の状態。

これで建築士が姉歯だったら絶望的ですがそんなことはお構い無しに次々と棒術を繰り出してくる弁慶。

家具はもちろん、床や壁さえも破壊しながら土方に迫ります。 もう敷金の返還は絶望的です。

一方、土方は相手の破壊力はあるけど大雑把な攻撃をかいくぐり攻撃をしかけますが服の上からはダメージを与えられません。

そこで首に思いっきり天然理心流・奥義”無明剣”を繰り出して勝負を決めようとします。

あぁ・・・首に思いっきり木刀が・・・。 普通死ぬぞ・・・。




 ググ・・・ッ ボゴッ



へ?



土方: 「肉の壁が・・・剣を押し返してる!?」


弁慶: 「うおおおおお!」






 ドンッ




えぇ━━━(゚Д゚;)━━━!?



なんと木刀を首に受けたのに逆に押し返し、あまつさえ木刀をへし折る弁慶。

彼はなに、ハート様?




 (俺を倒せるのは南斗聖拳だけだ)



それとも彼の体はTウィルスに犯されているという可能性も否定できませんが、(逃げてジル!)

弁慶は一歩ずつ土方に近づいていきますが肝心の土方は木刀が折れてもはや万事休す。

ど、どうする? 南斗獄屠拳やっとく?

しかしそんな土方の脳裏に浮かんだのは昔、鉄砲隊に囲まれた記憶。

そして 「こういうのこそが俺 土方歳三の戦いだったんじゃねェか!」 と気力満々な笑みを浮かべて今週は終了。

次号はついに新撰組、鬼の副長の見せ場です。

いやー、やっぱり土方はカッコイイなぁ。 以蔵のときよりも燃えるなぁ








■2005/12/9 剣聖ツバメ 第53話 「本当の土方」


ごきげんよう、剣聖ツバメレビューのお時間です。

本日はお好み焼き屋で友人と「しゅ、しゅごいの・・・こんなに出てりゅのおぉぉぉぉお!!」と言いながら

お好み焼きにマヨネーズをかけていたアンドヴァリがお送りします。 お恥ずかしい。

さてさて、先週はイタコの井ノ森のマンションに乗り込んできた弁慶を相手に土方が奥義”無明剣”を繰り出しますが、

トゥーンだから平気デース!とでも言わんばかりに無傷の弁慶。

果たしてダメージを一切受けない弁慶相手に土方は勝利することができるのか。


そんなこんなで今週のお話へ。

そんな強敵を目の前にしても土方は 「気分が高揚して仕方がねェぜ!!」 と天津飯と戦った悟空みたいなことを言い出します。

しかし土方は木刀は折れているうえに奥義”無明剣”すらも相手には効きません。

ひょっとしたら鉢金の下に邪眼があるのかもしれませんね。 (邪王炎殺剣)

一方、優勢な弁慶はここぞとばかりに連続攻撃で土方を近づかせません。

一体土方はどうやって攻撃の効かない弁慶と戦うのか。 誰もが固唾を呑んで土方の戦法に期待するこの瞬間。

それではここでお便りをご紹介したいと思います。

先週のツバメレビューを書いたあとにweb拍手でくれたお便りはこちら。


>……てかさぁ、このノリって弁慶の泣き所叩いて反撃ーて、素人のような展開しないよね


なるほど、弁慶だけに弁慶の泣き所を叩いて反撃。

それで一気にこちらの有利な展開に持っていくということですね。 ふーん・・・






んなわけあるかー!! (怒)



弁慶だけに弁慶の泣き所が弱点、そんな展開をするわけないでしょうが!!

何その発想。 そんなことを天下の週間少年誌で許すはずがないでしょう。

全く・・・これだから下々の者はイヤなのよねぇ。 (ペルシャ猫をなでながら)

もしそんなことがあったら・・・そうだ、ふんどし一丁で街中を闊歩してやりますよ!

街中でおまわりさんに警棒で殴られても警棒を叩き折ってやりますよ!

フフフ・・・全く、これだから素人は。 さぁ、土方! 今こそ本当の反撃の仕方を見せてあげようではないか!



土方: 「必要以上に近づくことはねぇ 巨漢を処したくば――末端を狙うべし!」



そうそう、末端を狙って・・・末端?



土方: 「すなわち弁慶の泣き所なり!





弁慶の泣き所なり


弁慶の泣き所なり


弁慶の泣き所なり






( ゚Д゚) ←その場面を見たときの僕




まさかの弁慶の泣き所アタック。 どうしよう、警棒で殴られる

しかしそんな心配をよそに肝心の弁慶は無傷どころか土方の腹にケリすら入れています。

どうやら弁慶には弁慶の泣き所も効かないようです。 ふんどし一丁での撲殺事件は未然に防がれました。

ふ、ふん! 助けてくれたってお礼は言わないんだからねッ!!



さて、とりあえずツンデレ風に弁慶にお礼を言ったところで土方VS弁慶戦は続きます。

体のどの部分に攻撃を加えても一向にダメージを受けない弁慶を前にただ笑うしかない土方、

サウザーには北斗神拳が通じないというぐらい絶望的なこの状況。

とどめの一撃とばかりに弁慶は土方の顔面に向かって突きを放ちますが、

それを紙一重で避けて一気に間合いを詰める土方。 でも普通の攻撃ではダメージを与えられない。 どうする!?










 口の中に木刀をドーン!!



ちなみにこの一つ前のページに歯を折りながら木刀をねじりこむシーンがありますが

当サイトは健全なる青少年のサイトを目指しておりますのであえてカットしました。 ご了承ください。

さすがの弁慶もこれは大ダメージ。

歯で刀を受けるなんて出来るのはデモンベインのウィンフィールドぐらいです

そして土方は 「久々にとり戻せたよ 本当の自分をな・・・」 と礼をいって去ろうとしますが

弁慶はこの攻撃を受けてもまだ立ち上がります。


 「我は・・・武蔵坊弁慶! 決して退かぬ! 誰にも 誰にも・・・ 誰にも負けぬッ




そして戦いは次号へ。 両者ともに多くのダメージを負ったこの状況で勝利はどちらの手に落ちるのでしょうか。

哀しい男よ 誰よりも愛深きゆえに








■2006/1/4 剣聖ツバメレビュー 第54話 「目覚める鬼」 第55話 「沖田の選択」


さあ、今宵も始まりました。 年明け一発目の剣聖ツバメレビュー。

老若男女、ツバメファンの方、初見の方、レビューやってたこと自体忘れてた方と千差万別でしょうが

かく言う私は本屋でチャンピオンを見て思い出しました

ちなみに今週は2本立てでお送りします。



そんなこんなで前回のあらすじから>

脅威の防御力を誇る弁慶を相手に苦戦を強いられていた土方ですが、

唯一鍛えることが不可能な箇所、すなわち口の中に木刀をねじ込むことで弁慶を倒したかと思われましたが

肝心の弁慶は足の自由を奪われたサウザーのごとく諦めません。

果たして土方は勝利を掴むことが出来るのか!?

それとも弁慶の執念が勝利を呼び戻すのか!?

コレ書いてるせいで古畑が見れない怒りはどこにぶつければいいのか!? (←俺の思い)



さて、肝心の弁慶ですが体からオーラを発しながら 「悟りを得るまで負けられない」 と前世の義経とのことを話し

土方を倒してその刀を千本目として現世にて真の悟りを得ようと奮起しております。

しかしそれを聞いた土方は何を思ったのかキリキリと謎の音を出し始めます。

一体土方に何があったのか? もしや体をゼンマイで動かしているのでしょうか?

きっと弁慶の話を聞いている間に切れそうなゼンマイを巻いているに違いない!

新発見! 土方はゼンマイで動いていた!!

多分、真のギミックは胸が開いたところにボウガンが入っているところだと思います。

そして斬りかかってきた弁慶の一撃をかわし、逆に木刀で一撃を入れようとしますが

そこはさすが弁慶。 とっさの判断でその一撃を受け止めます。

しかしいまだにキリキリといった音は部屋に鳴り響いています。 土方! そこでボウガン発射を!! (違います)

ここで弁慶がよく土方を観察するとキリキリという音は実は土方の歯軋りの音。

そう、土方は弁慶の悟りという考えを戦いの中に持ち込んできたことに激怒し、怒りのあまり歯軋りをしていたのです。

そしてその怒りのまま相手の棒をへし折って脳天に一撃!





(岩山両斬波!!)



土方:「戦いの中にゃなぁ生きるか死ぬか その際を渡る緊張感があるだけよ」



そして無事に弁慶を封印完了。 久しぶりに白鳥さんがその姿をあらわしますが、

土方は 「ここからは好きにやらせてくれ」 と言い始めます。


土方:「目覚めちまったんだよ オレの中の鬼の血がなあ・・・!





さてさて場面は変わって主人公のツバメが自宅に戻ると何故か玄関前に古賀と沖田が張り付いてました。

この古賀はツバメのライバル的存在であり、蝶を捕まえては羽をむしって遊んだり、 「弱いってどんな気持ち?」 と言いながら

人を竹刀でぶん殴ったりとどうみても変態にしか見えなかったのですが

ツバメとの試合により今では親友と呼べる間柄になっております。 (このときはまだ剣道やってました)

そんなブルマとくっついたベジータぐらい丸くなった古賀ですが

どうやら霊たちの力が上がっているという異変に気付き、ツバメに会いにきたようです。

さらにその場にイタコの井ノ森がやってきて維子がさらわれたという事実を伝えてきました。

果たして維子の運命は!? その場にいた土方&白鳥コンビはどうなったのか!?




というわけで今週のお話へ。

なんで維子がさらわれたかというと維子もツバメと同じく霊の力を100%引き出せる伝説の五百憑代(いほよりしろ)だからという

まあそんなオチだろうねという出だしで始まりましたが、

肝心の維子の居場所は一体どこなのか?

この機会に宮本武蔵の霊を維子に憑かせようとしているとなればきっと神聖な場所だったり、

難攻不落のダンジョンみたいな場所に捕まっているに違いない!

そしてそこの乗り込んで仲間とともに斬り進んでいく! 燃える! 実に燃える展開です!!

さぁーて、その連れ去られた場所はー?









遊園地でした




遊園地て! これは不法侵入ではないのかね?

こんな堂々と前から入っていったら警備員に捕まる→塀の中というイメージが浮かぶのは僕だけでしょうか。

それともこれから刑務所内バトルロワイヤル編が始まるのでしょうか。

よし! みんなでドラゴン戦車を倒すぞー!! (クロノトリガー)


一方、何気に一緒に来ていた沖田は前回の試合で友情が芽生えたおかげで 「どこまでもついていきます」 と頼もしいお言葉。

そして近くの木の根元に新たな人影が! はたしてその正体は!?








えーっと・・・、パッと見だと『BLECH』の京楽隊長に見えちゃうけどそうじゃない。

彼こそ新撰組三番隊隊長・斉藤一その人です。

(ちなみに現在は名前を藤田五郎にしているというわけではありません)

そして斉藤から近藤局長が天草の元についたこと、そのためには沖田の力が必要だと知らされ

困惑している沖田に対してさらに手はじめにツバメを殺れと言い放ちます。

その言葉に一度はツバメに剣を向けますが笑って自分の命を差し出すツバメに近藤の昔の言葉、

「本当の武士ってのはな 信じる者のために笑って命を捧げられる男のことを言うんだ

 そんな奴に出会ったら離しちゃならねえぞ」 を思い出し、ツバメと一緒に戦う決意をします。

そして次週は沖田VS斉藤の新撰組同士の対決。 一体どういった戦いになるのか。



どうでもいいけど白鳥さんはいずこに?








■2006/1/20 剣聖ツバメ 第56話 「新撰組対決」 第57話 「天才の証明」


こんばんは、いつも合併号感覚! 剣聖ツバメレビューのお時間です。

いつも2話分読めるというお得感覚! すごい、俺ってすごい! ジャパネットよりもお得!

でも読むのはいつも2週間置き


さてそれではまず、前回のあらすじから・・・





イタコの井ノ森のマンションに突如、乗り込んで襲ってきた弁慶ですが鬼の副長の頃の感覚を取り戻した土方により

頭をかち割られて見事に勝利しましたが、家に帰ってきたツバメの目の前には騒ぎを予期した古賀と沖田の姿が。

そしてさらに現れた傷だらけの井ノ森により維子が宮本武蔵の憑代としてさらわれたことを知ります。

なぜなら維子はツバメと同じく500年に一度現れるという霊の力を100%引き出せる五百憑代(いほよりしろ)だったのです!

なぜ500年に一度しか現れないはずなのに同じ時代に五百憑代が二人もいるのか?

甲子園に毎年現れる10年に一度の選手ぐらいの胡散臭さを感じながらも維子がさらわれたと思われる遊園地に乗り込もうと

正面から向かうと入り口の前には元新撰組三番隊隊長・斉藤 一の姿が。

そしてそれを迎え討つ為、古賀に乗り移った沖田が斉藤に仕掛けます。

この新撰組対決の勝敗は?

ツバメたちは維子を無事に助け出すことができるのか?

さぁ、どういう展開になると思いますか? 解説の具志堅さん。


 「ちょっちゅね〜





そんなわけで始まった新撰組同士の対決。

さっそくアシスタントがトーン張りに慣れたのか以前よりも迫力ある剣気のイメージにより

主人公のツバメも 「すげェ剣気だな 2人共・・・」 と若干気圧され気味です。

しかし肝心の斉藤は酒を飲んで一服したり、 「君みたいな天才剣士にオレがかなうわけがない」 と沖田に説得を申し入れたりと

のほほんとした態度で殺生刀(殺生石をつけた木刀のこと、この回により正式名称が出ました)を収めながら近づいてきます。

多分、『るろ剣』ファンはこの辺で作者に逆刃刀を投げつけてくると思いますが、

早い! まだ早いよ!! この漫画にケチをつけるのは早い、早計だよチミィ! (上からものを見ながら)

斉藤を侮ってはいけない。 そう、これは相手を油断させる作戦なのです。

その証拠に殺生刀を脇に収めながらのほほんと降伏勧告をするかと思いきや・・・、





 ビオッ









・・・えっと、とりあえず避けられちゃったのは置いといて

斉藤の得意技は実は居合い、居合いなのです!

ここで 「えー、突きじゃないのかよー! そんなの斉藤じゃないよー!」 とかいう困ったちゃんは、

ちょっと脳トレでもして脳を柔らかくしてきてください

もうちょっとお金にある人は日脳研なんかもオススメです。 いいよね、日脳研の電車のつり革広告の問題って燃えるよね。

アレが解ける、解けないで高校の頃なんか友達とムキになってたからね。 いやー、懐かしい思い出ですわ。

えーっと・・・何の話だっけ・・・、あ! そうそう脳トレ・・・じゃないや! 斉藤ね、斉藤 一

しかし軽々と斉藤の居合いを避けた沖田を見て斉藤は 「やっぱり君は天才だ」 と賛辞を送りますが、

沖田は冷静に物事を見て 居合いに二ノ太刀なしということ、初太刀をかわしさえすれば敗れることはない と説明し

余裕を見せますがそれを聞いた斉藤は驚いた様子でうろたえております。 一体どうしたのか?


斉藤: 「オレが居合いでくるのを知っていたのか?」


沖田: 「ええ」


斉藤: 「お前の前ではオレは居合術を一度も見せたことがないのに・・・なぜそれがわかったんだ?」


沖田: 「
何となく




何となく



何となくで居合いを読んで避けたという沖田。 なんじゃそら。

それを聞いた斉藤は沖田の天才ぶりに脱帽し、殺生刀を捨てて、 「局長を説得してみな」 と優しく微笑みかけます。

そこに油断した沖田ですが、斉藤は実は腰の後ろにもう1本殺生刀を隠し持っていたのです!

危ない! 沖田が、沖田がピーンチ!!

しかしそれを軽々と避ける沖田。 なんて読みのよさでしょうか、マルバツ問題とか得意そうです

さて、太刀を抜き放ってしまったので戻してから居合いに移る前に隙が生じてしまうこの好機、

沖田はここで一気に勝負を決めようと出て行きます。 果たして勝負の行方は!?







しかし斉藤はこの構えから居合いを連撃、つまり2度 太刀を放ったのです! (日野市在住、佐々木小次郎談)

一体斉藤はどうやって連撃したのか? 殺生刀を2本持っていたのでしょうか?

それを証明するためにまずはこちらの図をご覧ください。









分かりますか?

まず左手で逆手で刀を抜き、その勢いのまま右側に刀を納め、さらに右から抜いて左に納める。

これにより居合いの連撃が可能! すごい、飛天御剣流もビックリです。 あ、物は投げないで!!

しかしこれを見た沖田は何を思ったのか斉藤と同じ構えをしだします。

どうしたのでしょうか? いつの間にかテニプリの樺地が乗り移ったのでしょうか?

そんなうろたえるギャラリーをあざ笑うかのように沖田が斉藤に言い放ったセリフ、それは・・・







あなたに勝ち目は万に一つもない



ちょっと見てくださいよ、この沖田の勇姿を!

こんな無想転生に目覚めたケンシロウみたいな目をしてるわけですよ!

こりゃ負けられないね! 天才はすごいね、世の中才能だね、努力なんか飾りです

偉い人にはそれがわからんのですよ!!

そしてその言葉を聞いた斉藤は昔、新撰組時代の頃を思い出します。

それではその頃の沖田の勇姿をちょっと見てみましょう。










(以下、回想)











 「チェストォ!」


 「ああっ メタスが!」


 「どうしたぁ!? その程度では俺という障害を越えられんぞ!!」


 「待て! 下手に手ェ出すな!」


 「斉藤隊長!」


 「見てわからねェか ヤツは薩摩の示現流(じげんりゅう)使いだ

 ”トンボ”と言われる独特の構えから朝に三千 夕に五千――

 ひたすら立ち木を打ち込むことで極めた剛の剣だ

 ”熱血”をかけられたら戦艦さえもその斬艦刀で真っ二つだぞ

 しかもマシンセルの事故修復機能によりHP回復(小)を持つ強敵だ。 ユニットで囲んで集中攻撃しかないな」


 「斉藤さん 私がやりましょう」


 「沖田君か こりゃ助かった! 君なら示現流相手でもまず負けはないだろう

 ちょっと軽くストナーサンシャインあたりをかましてくれよ」


 ザッ (←構える)


 「な・・・示現流の構え?」


 「その構えは一体何だ? この俺をなめくさるかッ!

 黙れ、そして聞け! 我が名は・・・」


 「(ちょっと早くしてくれないかな・・・次のターンになったら”魂”の効果とか切れちゃうのに・・・)」


 「ぐ・・・ちぇえええええぇっ」



ドンッ (←相手真っ二つ)




 「・・・沖田君 なぜわざわざ構えを変えた? 向こうの構えになぜ合わせたんだ?」


 「だって普通にやったら 簡単に勝っちゃうじゃないですか

 面白くも何ともないでしょ? それじゃ・・・」


 「・・・・・・・!」


 「あ、アストナージさーん。 やっぱり今回は真ゲッターよりもカイザーの方が使い勝手がいいんですけどー」






(以上、回想終わり)






というね、BANPRESTOあたりが作りそうな話があったんですけど

そんな沖田の天才ぶりを見せ付けられた斉藤でも表情は余裕満々。

おもむろに 「この勝負――君に万に一つの勝ち目もない!」 と勝利宣言さえも飛び出す始末。

そして戦いは次週へ。

斉藤は 「居合いの本質を見せてやる・・・!」 と不適な笑みを浮かべています。

果たして斉藤が見せる居合いの本質とは?

沖田は斉藤を倒して、無事に維子救出へと進むことが出来るのか?

どうですか、解説の具志堅さん?



 「ちょっちゅね〜









■2006/1/26 剣聖ツバメ 第58話 「天才の証明U(ツー)」





おすぎですッ!!


剣聖ツバメ! 剣豪同士の激突に目が離せない!


向かい合う新撰組の沖田と斉藤! 居合いVS居合いの真剣勝負!


居合いの真髄とばかりに沖田の抜刀を足で止める斉藤!


瞬間、相手へのノド仏に向かってブッチャーの如く素手で突きを出す沖田!


ひるんだ隙に居合いで斉藤に必殺の一撃! もう目が離せない!!










何よりも右手での抜刀が次のページには左手に早代わり!


もう目が離せない! アシスタントは注意すべきよッ!!













倒したと思った斉藤の逃走とツバメを先に行かせた沖田の吐血!


ますます目が離せない! 古賀は何をしてるの!?


剣聖ツバメ! とにかく目が離せない!


そんなあなたはいますぐ書店へGO!!



そして少年チャンピオンを(σ゚∀゚)σゲッツ!!









(※ 明日、会社説明会に行かなきゃならないんで時間がないんです)








■剣聖ツバメレビュー 第59話 「盲目の剣士」 第60話 「童の剣」


就職活動でサイト休止してたけど近くの本屋の棚でなんとなくチャンピオンコミックスの棚を見てみたら、

ツバメの5巻が背表紙じゃなくて表紙を向けて置かれていたのに感動した記念更新! (長い)



剣聖ツバメレビュー

第59話 「盲目の剣士」 第60話 「童の剣」

(過去のレビューは過去ログに置いてあります)




はいそんなわけで急遽、早起きしてまで更新する時間を作って再会しました剣聖ツバメレビュー。

当サイトにおける一番力を入れている企画であり、一番読者の反応が薄いコーナーですが

こんなふうに力の入れどころを間違っているあたりが面接で質問される数が少ない原因だと思います。 (もっと聞けよ)


さて、前回は古賀に乗り移った沖田が同じ新撰組だった斉藤一と一騎打ちを行い、

見事に斉藤を撃破。 ツバメたちを先に進ませることに成功しました。

しかしそんなツバメたちの目の前に新たな剣士が登場、その名も富田勢源 (とだせいげん)!



富田勢源 (とだせいげん)


中条流(ちゅうじょうりゅう)中興(ちゅうこう)の祖

若い頃から目の病を患い、家督を弟に譲り山中での隠遁生活(いんとんせいかつ)に入る

小太刀を用いたその剣は盲目ながら最強といわれ何人もの優秀な弟子を育てている




しかもなんと、この人は佐々木小次郎の師匠!

となればもう味方も同然。 沖田が抜けてしまった穴を十二分に埋めてくれる存在になるでしょう。

その戦う姿もまさに威風堂々、小次郎たちだけでなく見ている僕らも尊敬できる立ち振る舞いを披露してくれるに違いない。

さぁ、目を開きそのお姿を脳裏に刻み込むがいい!

これこそが師匠のお姿! 凛々しきその姿をしかと見よ!

師匠ー、師匠ー!! (ワー、ワー)









そうそう、キュイッ キュッと耳を動かして・・・・・・え!?













父さん、妖気です。


えー、何コレ? 何コレ!?

耳が動き、舌は長く、奇声を発しているこのジジィはナニ? ぬらりひょん?

あまりの妖気にツバメの髪の毛も立ち上がっております。 (違う)

ウガー! なんだこの漫画は! いつから妖怪大戦争になったんだよ!!

しかもこのジジィ、小次郎によるとなんと 「美少年を痛めつけるのが何よりも好き」 という事実が発覚。

大変です。 妖怪なうえにさらにショタ好きです

今までこの漫画の変態は萩尾スウィートが単独トップをキープしていたのですが

この瞬間にジジィにマジックが点きました

さらには天草四郎がとびきりの美少年で天草側についたという仰天発言に加え、

武蔵を復活させたときには美少年のみの王国を作るとさえ言い出す始末。 ジャニーズへ行け


そしてこのジジィを敵と認識したツバメはジジィに向かって斬りかかっていきますが

得意の心眼を駆使して全ての攻撃を余裕でかわし、

ツバメの腕に飛び乗りツバメの顔をベロンチョとなめまわし(!)、 「イイ声でないてくれよ少年」 と一言。

「イイ声でないてくれよ」。 あの変態第一人者の古賀でさえも発言できないことをサラッと言い始めました。

おめでとう、変態リーグ優勝です。 (ビールかけをしながら)


一方、まるっきり剣が当たらない富田勢源に対抗するためにツバメは

「気配でこっちの動きがわかるならその気配を消せるほど――速い動きをすればいい!」

と、常足(なみあし)の動きで対抗しますが

小学生が見たらトラウマになりそうな表情をしながらその動きを読んできます。

そしてここから小次郎による富田勢源の心眼の秘密レクチャーを始めますが、それによると


目が見えない分、他の器官が異常に発達していて

特に耳の発達がすごく、「呼吸・鼓動・衣擦れ(きぬずれ)」その全ての情報を聞き分け

敵の動きを正確に察知する



つまり、るろ剣の宇水の妖怪バージョンだと思ってもらえればいいと思います。

そしてそれを聞いた妖怪ジジィ、何を思ったか小次郎に 「なら、なぜ―この少年にのり移らぬ?」 と言い出します。

え、小次郎のり移れるの? まだ体が薄くなってるのに、と疑問に思っていたのですが

どうやら今いる場所の霊力が上がっているので憑代を喰い、実体化することができるとのこと。

なるほど、最近は憑代になっている人物の描写がなかったのはこの実体化できていたからなんですね。

てっきり手抜きで書いてないのかと思ってましたよ。 ハハハ!

アレ・・・じゃあ、沖田に乗り移られた古賀は・・・


まあそれは置いときまして、その発言を聞いても小次郎は決してツバメにとり憑こうとせず

それを見たジジィに 「―全く・・・どこまでいっても童じゃのうお主は」 と小次郎をバカにした発言をしたことにより

ツバメが怒りの燕返しを繰り出しますが普通に受け止められ、切り刻まれるツバメ。

そして勝ち誇ったジジィにより小次郎に 「天草の下――ワシの下につけい」 と言われますが

そこは主人公ツバメの出番。 傷だらけながらも立ち上がり、一言。


「・・・・・・信じねぇぞ、小次郎よりてめぇが上だなんて・・・オレは絶対に認めねぇ!

 オレが勝って証明してみせるッ
小次郎の・・・巌流の最強をッ!


そして話は次回へ。

果たしてツバメはどのようにしてこのジジィに勝つのか?

個人的には密着されたところに牙突零式を叩きこむしか思いつかないんですけど

あとは・・・アレだ。 ぬりかべとか呼ぼうよ。 (鬼太郎どーん!)








(↑ちなみに今週の富田センセイ。 一応、少年誌のキャラです)








■2006/3/2 剣聖ツバメレビュー 第61話 「千載一遇」 第62話 「甘い剣」 第63話 「魔性の瞳」

久しぶりにGoogleで『剣聖ツバメ』って検索ワードで検索してみたら

なんとココ以外にもレビューを行っているサイトをいくつか発見!

やったね! ついに剣聖ツバメも世の中に浸透してきたね! もう人気作品だね!!

そしてみんなツバメレビューですよ! 誰もがツバメ、ツバメ、ツバメ、ツバメ・・・・・・







ぼくが、一番、ツバメを、うまく使え・・るんだ・・・




剣聖ツバメレビュー

(上段にあるメニューから過去ログを見ることが出来ます)




さ、そんなわけで実に久しぶりの剣聖ツバメレビューのお時間です。

目が視えなくても聴覚が異常に発達しているおかげで全ての動きが手に取るようにわかり、

終いにはツバメの放つ”燕返し”すらもかわして一撃をいれてくる富田勢源を相手に奮闘するツバメ。




 (※注 小次郎の師匠です)




そんな富田を目の前にしても小次郎を成仏させない、と意欲に燃えるツバメですが

肝心の心眼に対抗する手段も思い浮かばず不気味なジジィから間合いを離して逃げるのが精一杯。

ツバメもね、さっさとオカリナ吹いてぬりかべ呼べよと思わなくもないですが

下がった先にあったよくデパートの屋上とかで見かけるお金を入れて上下に動くだけという飛行機の乗り物を見かけた瞬間、

ツバメは何を思ったのかどこかへと走っていってしまいます。

それを見た(?)富田は 「ホホ・・・逃げよったか」 と余裕の表情。

バーカ、逃げたんじゃねぇよ。 いったんもめん探しに行ったんだよ! (違います)

そしてイタコの井ノ森、小次郎ともに驚きの表情を見せている中、得意の心眼を駆使してツバメの隠れている建物を見つけ

中に入った瞬間・・・ツバメの姿を見失う富田

いきなりの展開にパニックに陥るジジィを尻目に余裕の表情で間合いを詰めるツバメ。

果たして何が起こったのか、実はツバメは富田をドームの中に誘い込んだことにより

外との気圧の変化を利用して三半規管をマヒさせ一時的に聴覚を使えなくしたのです!


私はD.O.M.E・・・かつてニュータイプと呼ばれた者 (無関係)


さて、そんな定番のボケをかましている間にちゃっちゃとジジィをボコボコにしているかと思えば

何を思ったのかこのジジィ、泣き叫びながら命乞いを始めます

「老体を痛めつける気か!?」 とか 「鬼のような所業じゃぞそれは!」 とわんわん泣き叫ぶジジィ。

終いには 「許してくれェ〜ッ!」 と言いながら体を丸めてプルプル震えています。

かまうことはねぇぞ、ツバメ! 散々ボコボコにされたんだからボコボコの刑にしてやれ!!


  _    ∩
( ゜∀゜)彡 殺せ! 殺せ! 殺せ! (暗黒武術大会観客:談)
 ⊂彡


しかし、心優しき主人公のツバメはジジィ相手では打ち込むことができません。

さすがは主人公、正義感溢れますね。 よく風呂の覗きとかやってるけど

そしてそんなツバメに感謝するかのように語りかけるジジィ。 うーん、感動の場面だ・・・。


富田:

 「・・・ありがとう童よ。 主は優しいのう、さすがは小次郎の弟子じゃ

 優しく・・・賢く、そして何より――

 
虫唾が走るほど 甘い!!


バシュッ (←ツバメ、肩を浅く斬られる)


ピッ (?)




 バアンッ

(南斗水鳥拳の鋭い手刀は大気の中に真空波を生む)



なんとこのジジィ、時間を稼いで聴覚が正常に戻るための時間稼ぎをするために命乞いをしていたのです。

き、汚ッ! なんてジジィだ。 さすが変態選手権王者、貫禄が違います。


さて、再び戦いは振り出しに戻ってしまいました。

追い詰められたツバメは逆に動かずに集中して待ち構えれば勝機はあるのでは? と考えますが

あっさりとジジィに見抜かれ、全く効果がありません。

そしてついに打つ手がなくなり万事休すかと思われたときに現れた人影、そう我らが小次郎です。

そして小次郎はツバメにアドバイスを与えます。 さぁ、その内容は!?



小次郎:

 「死中に活を見出すのです!」


ツバメ:

 「いや・・・もっと具体的な忠k 「
死中に活です!



まあ、早い話が当たって砕けろってことなんですが (剣豪のアドバイスとは思えない)

それを聞いたツバメは決意新たにジジィに向かって新たな構えを見せます。 それは・・・







アバンストラッシュ?




なんていうかどう見てもアバンストラッシュ、逆さにして見てもやっぱりアバンストラッシュ。

僕見ましたもん。 ツバメがスペシャルハードコースをアバン先生から習ってるの。 (←ウソツキ)

しかしこの漫画ではポップ並に急成長を続けているツバメですから

その気になればライデインの一つや二つ出来そうですね。

さて、そんなツバメを相手に徐々に間合いを計ってジリジリと攻め込むジジィ。

あまりの両者の気合に効果音も”ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ”とジョジョみたいになっておりますが

ツバメの血が地についた瞬間に一気に間合いを詰めて面を狙うジジィ。 あ、危ないツバメー!





 ゴキャッ

(左手を捨てた!?)



なんとツバメは左手を犠牲にしてジジィの太刀を受け止めてきました!

すごいや、ツバメ。 こんな戦法を思いつくなんて!

どことなく幽遊白書の飛影VS時雨を思い出しますが

いきなりの出来事にジジィは唖然。 今だツバメー!!



 「おおおおおッ!!」





 ピタッ








アレ?



折角の好機にもかかわらず剣を寸止めするツバメ。

あまりの出来事に再びジジィ唖然。 一体どうしたのか。

するとツバメからこのような発言が、


 「小次郎の師匠はオレの師匠だ。 その人を斬るなんてオレにはできねェよ・・・!」


そしてその発言を聞いたジジィはおもむろにツバメの木刀をむんずと掴み・・・







し・・・師匠ーー!!



いきなりの自害。 一体何があったのか。

それとどうして木刀で体が貫けるのか。 世界は謎が一杯です。



そしてこの自害の謎は天草四郎に操られているせいだとのこと。

一体どういうことなのか。

実はジジィが現世に復活して 「どの美少年にとりついてやろーかのー」 と

美少年を物色しながらウホッなことをしながらウロウロしていたところ、

天草の不思議な瞳に吸い込まれるような感覚とともに操られ、天草の命令以外は出来なくなったとのこと。

しかしそれでは小次郎を成仏させるという命令を破って自害した理由にはなりません。

そこでツバメが 「でもなぜオレを倒すのをやめたんだ?」 と問うと一言、 「斬られたからじゃよ」


 「主の寸止めの剣が・・・ワシの心をバッサリとの

 主の剣は甘い・・・しかしだからこそ斬れるものがある」



そして天草の居場所を喋ると天草に操られた霊を救ってくれと願い、成仏していきました。

なんだ、結局はいい人だったんじゃないですか。 ショタ好きは変わんないけど


そしてそれを変な鏡を通じて見ていた天草と捕らわれている維子ですが

全てを知った維子は天草に向かってボロクソと言いたい放題。

「ツバメが絶対にここに来るんだから、やるときはやるんだから、あんただって絶対に倒してくれるんだから」と

ツバメLOVEパワーを天草に向けていると

天草は 「少し黙ってて下さい」 と眼力を維子に向けて発射!








あ、ちなみに上記の画像をスキャナで取り込むときが2006年で一番楽しかったです。


そして天草を慕うかのように影の中から次々と姿を現す忍者軍団。






ついに剣道から剣豪バトルロイヤル、そして女学生誘拐へと発展し、終いには忍者さえ出てきた剣聖ツバメ。

作者も『戦国無双』のせいで剣豪と忍者を同じだと認識している節がありますが

この伊賀忍群を携えている真ん中の男の正体は服部半蔵正成(はっとりはんぞうまさなり)。

果たして左腕を折られたツバメにこれだけの人数を相手に戦えるのか。

それとも新たに助っ人がツバメを助けるために現れるのか。

次号! 「救世主、愛の美少女剣士現る!」 をお楽しみに。 (←ウソツキ)
















■2006/3/9 剣聖ツバメ 第64話 「忍の森」


大分前からこの 『剣聖ツバメ』 をオススメしながらレビューやってるのですが、友人が見てると思うと実にやりにくいですね。

だって前 「オススメの漫画ってない?」 って言われて

絶対可憐チルドレン』 って答えてたもんなぁ。




あっちがパンチラならこっちはパンモロだ!

剣聖ツバメレビュー

(前のレビューは上段の過去ログから見れます)




さて、先週は小次郎の師匠こと富田を左手を犠牲にして勝利を収めたツバメ。

一方、それを見ていた維子が調子に乗ってたら天草の眼力で服をひん剥かれ、

天草の刺客として伊賀の忍者軍団がツバメを倒そうと飛び出していったわけですが

果たして左手を失ったツバメはどうやって戦うのか。

ダイの大冒険の兵士(ポーン)ヒムだったら左腕を切り落として

これで動きやすくなった」 で済むのですが

肝心のツバメがそれをやると出血多量で死にます

さてさて、ツバメはどうなってるのかなーっと・・・。 (パラパラ・・・)



小次郎:

 「それよりツバメ殿。 左手は本当に大丈夫なのですか?」


ツバメ:

 「ああ! 見てよコレ!
すっかりくっついちったぜ!





えぇ!?

すっかりくっついちったて・・・えぇ!?

だって折れてたじゃん。 ボギャって折れてたじゃん、解放骨折だったじゃん。

一体どうして? ひょっとして近くのコンビニでポーション買ってきたんでしょうか?

実はイタコの井ノ森の霊治療により骨折が無事完治。 刀も問題なく握れるそうです。

昨今のRPGでは回復役はシスターとかが主流ですが

2006年のトレンドはイタコになりそうですね。 (なりません)

でも 「治療します」 って言ってんのに数珠取り出してブツブツ言われても

これから天に召されるような気がするので僕はイヤです


さて、そんなわけで新しい顔になったアンパンマンぐらい元気になったツバメは

意気揚々と維子を救い出そうと目の前の森を抜けて天草がいると思われる建物に向かいます。

そしてそこで木に吊るされている維子を発見

武蔵の憑代とされるはずの維子がなぜこんな場所にいるのか、実に罠の気配がムンムンします。

現に助けに近づこうとするツバメを小次郎が 「これはきっとワナです!!」 と止めに入ります。

ちなみに維子の手を縛り付けているのはナワです。

これが世に聞く荒縄プレイです。

締め付けられる手首から流れる血がマニアにはたまらないそうです。 (RED GEAR調べ)

ちなみに白鳥さんクラスになると高難易度の亀甲しbまあそれはいいや


ところで肝心のツバメはどうしたかというと、

吊るされながら泣いている維子を見て小次郎の制止も聞かずに維子を助け出します。

そして維子は 「こわかった・・・本当に・・・こわかったよツバメ・・・」 と安堵の涙を流し、一安心。

そして抱き合う二人。 実に感動の場面ですね。

しかしいきなりツバメは維子を突き飛ばして 「てめェ誰だ? お、お前維子じゃねェだろ! 誰なんだよ!?」 と

いきなりの偽物宣言。

おいおい、どうしたんだよツバメ。 これはどう見たって維子じゃ・・・


 「フ・・・、フフフフフ・・・」


い、維子はん?










ボゴッ ゴキゴキッ バキバグバキ


!?

き、キモッ! バキバキいってる! バキバキいってるぅー!!






そして現れたのは伊賀忍軍くの一 ―― スガリ。

実は森で吊るされていたのはツバメを待ち受けていた伊賀忍者のくの一だったのです。

あ、ちなみにくの一が 「変化の術を見破られたのは五百年ぶり」 とか言ってますが、

その間はただ死んでただけだと思います。 (霊だし)

それでは何故、ツバメはくの一の変化の術を見破れたのか。

ひょっとしたらいてつくはどうを使ったのかとウキウキしながら読んでいたら飛び出した答えはこちら。



ツバメ:

 「
あんたの胸が維子に比べてデカすぎただけだッ! (どーん!)







(今週のサービスショット)




さすがの変化の術も胸の大きさだけはどうにもならなかったようです。

しかしこのくの一もただ見破られただけではない。

いつの間にかツバメの殺生刀を奪い、 「この森はすでに伊賀忍軍が支配している」 と通告。

もはや気分は敵キャラに囲まれて孤立したフロントミッションみたいなもんです。

運がよくても次のターンには手足がもぎ取られます

しかしツバメは諦めずに殺生刀を奪い返そうと得意のスピードで対抗しますが

今回の相手は忍者というだけあって速さ勝負には自信があります。

そしてツバメを倒そうと飛び出した奥義は・・・








八方分身の術




忍者といえば分身の術。 実に王道のパターンですね。

しかし最近の漫画ではテニスの試合でも使われている手法ですので

なんとなく今更感が漂うのは僕だけでしょうか。

しかもこの分身の術は影が濃い部分が本体だと速攻でツバメに見破られ、

くの一は取り返された殺生刀により撃破されました。

そして展開は次週へ。

果たして古賀忍軍百人衆&服部半蔵に囲まれたツバメに勝機はあるのか。

僕としては最低でも赤兎馬とか欲しいですね。 (りょ・・・呂布だー!)


それでは最後に個人的に一番ツボにハマった2chのツバメスレのやり取りを載せて終わりたいと思います。





504:

天草「あーあ全く…使えないジイさんですねェ…見かけ倒しもいい所だ
    そう思いません?十兵衛さん?」ペロペロ

(*´д`*) ハァハァダメダヨアマクサキュン
ソンナニシタラボクモウ (;´Д`)l \ァ l \ァ

天草「……………うるさいですねェ」ポキッ

( ゚Д゚)





(゚д゚)




505:

>>504
こっちみんな








■剣聖ツバメ 第65話 「忍びの森U(ツー)」 第66話 「雷鳴」


こんばんは! 真月譚月姫よりもこっちの方が反響がある当サイトのメイン企画!

(訳:カンベンしてください



剣聖ツバメレビュー

(過去ログは上段のメニューから見れます)




さて、前回は伊賀忍軍くノ一の一人、スガリが殺生刀を奪い八方分身の術で襲ってきましたが

”分身の術は影が濃い部分が本体だ”というナルトでもやらないような弱点を披露して勝利。

しかしツバメが入り込んだ森は伊賀忍軍100名が取り囲んでいるという絶体絶命の状態は変わりません。

果たしてツバメは無事に森を抜けて捕らわれている維子を助けに行けるのか!?

あと、どうでもいいですけどココは遊園地です



そして次の話ではいきなり服部半蔵のクドい顔が2Pに渡ってのアップという展開で始まりましたが

天候はカミナリが鳴り響き、非常に重苦しい雰囲気に。

そして次なる伊賀忍軍の刺客は草木の中から手を出してイタコの井ノ森のイタコ服をめくり上げ、

あわや 「イタコの誘惑、森林での憑依合体」 となろうとするところを猫にひっかかれながら登場。

(そんなAVがありそう)

しかも 「ウッホウホウホ」 とか言いながらツバメに詰め寄ってきます。

なんだコレ? くそみそテクニックか? (やらないか?)

しかもこいつの攻撃は間合いの外から腕が伸びてくるのです!

しかもツバメったら古賀のときだって竹刀が伸びたような錯覚したのを忘れてモロにみぞおちにHIT!

もう学習能力がないなぁ、ツバメ。

この漫画は間合いの外から攻撃してきたら攻撃が伸びるのに。 (伸びるのは3人目)

しかし最初は竹刀の先端を指で持って少しでも間合いの伸ばすというもの、

2つ目は上段の構えから振り下ろすことにより間合いを伸ばすというどちらも刀を持った状態でのこと。

しかし今回は素手。 つまり先端を持つとかそういう錯覚ではありません。

じゃあどういう仕組みなのか?

僕としてはもうロケットパンチしか思いつかないのですが、 (マジーン、GO!)

しかし剣聖ツバメは違う。 そんじょそこらの錯覚とかいうチンケな設定なんて使いませんからね。














腕が長いんです



え!? って思った方も少なからずいるでしょう。 僕もそうでした

ていうか何だコレ!? もう忍術とか関係ないじゃん! 特殊能力じゃん!!

多分、高橋先生も 「錯覚とか書くとケチつけるなら実際に伸ばせばいいじゃない」 と

マリー・アントワネットみたいにトチ狂ったことを思ったのかもしれませんね。

しかもこいつの名前はなんと猿丸。 猿って、どう見てもゴリラじゃねぇか。

なんか、維子がさらわれた辺りからまともなキャラが出てきません。

弁慶なんて筋肉で木刀跳ね返すし、富田先生に至ってはショタ好きの妖怪でしたからね。

しかも今回は手長ゴリラ。 絶対に隠密とか向かないと思う。


しかもこの猿丸、 「ウホホホホーーッ!」 と言いながら上空にジャンプしてパンチを放ったと思ったら、

ツバメが避けた先にあったぶっとい木に風穴開け始めました

木に風穴て! ヤバイよ、人間技じゃないよ!!

僕、こんな描写をバイオハザードで見たもん。

しかも今度はパンチの連打。 エドモンド本田みたいになってます。

対するツバメはというと・・・




(こ、この動きは・・・・・・トキ!)


そう、ツバメは拳の起動を正確に見極め腕にわずかに触れて起動を変えて流しているのです!

さながらラオウの剛の拳に対抗するトキの柔の拳のように。

そしてツバメから出たセリフはこちら。


 「忍術とか言うからどんなモンかと思いや・・・拍子抜けだぜ

 ただの力まかせじゃ オレは倒せねェよ」



大変です。 あのツバメが連載始まって以来の超強気モードです。

やはり今まで戦ってきた強敵との経験がツバメを一段と男にしたようですね。

イヤー、楽勝ムードだなー。 どうやら今回は楽に進めそうですねー。

しかし猿丸は何を思ったのか 「出せるぞ四百年ぶりにィあの技をォーッ!」 と喜び勇んで手袋を装着。

そして光の速さでゴマすりを始めます

すごいです。 一体何年ぐらい越後屋を勤めればこんなスキルが!?

でもこれって一体何の意味が・・・・・・





パチッ




・・・パチッ?



















 バチバチバチバチ!



・・・・・・・・・え?











(天空宙神拳 招雷!)






(サンダー・クロォウ!!)


伊賀忍法奥義 雷鳴之術!!













ちょっと舞-乙HiMEの録画予約してきまーす。 (←現実逃避)



いやいやいやいや! おかしいって! ありえないって!!

百歩譲ってその腕の長さは認めよう。 うん、個性ってあるしね。

でもね、こすったからってそんな電気量は生まれないよ





(注:ナルトの千鳥ではありません)


なんだよ、コレ!? ちょっとした元気玉ぐらいあるじゃん!!

こんな電気量出せるの雷のオムザックぐらいだよ!! (ゼオライマー)

なんかもうタイトルに 『剣豪バトルロワイヤル』 とか書いてるヤツにクレーム持ち込みたい気持ちで一杯です。



さて、そんなわけで今週は新たな変態キャラ猿丸の登場と

万国ビックリショーでもお目にかかれない必殺技を見せて次週へ。

ツバメ、悪いことは言わない。 謝ろうよ。 (ムリだよ、こんなの)








■2006/3/31 剣聖ツバメ 第67話 「轟く声」


猪八戒を2chだとちょwwwハッカイwwwって言うのかなぁ、と思った日にはこちら!



思った人はお近くの病院で先生に相談

剣聖ツバメレビュー

(過去ログは上段のメニューからどうぞ)




さ、そんなわけで今週も始まりました剣聖ツバメレビュー。

先週は尋常じゃないぐらい手が長いゴリラ男が手に電気を帯電させて雷パンチを放つ、という

ポケモンでもなかなかいないモンスターが登場したわけですが (エビワラー?)

そのあまりの破壊力にツバメぼーぜん。 読者唖然

2chでも猿丸の評価は昨今のライブドアなみに右肩下がりです。

さらにツバメに説明を求められた小次郎も 「忍術の方はさっぱり・・・」 とお手上げ状態です。

そこにさっそうとイタコの井ノ森の解説が入りますがそれによると・・・


違う物質でできた手袋の表面を通常より強力な筋肉をもって摩擦することにより

強大な静電気を起こす!



じゃあ摩擦熱で燃えるのでは?


そもそもそんな電気量を起こしたら感電するんじゃないのか、と思ってたら

イタコの井ノ森いわく、 「修行したんじゃないのォ?」。 そんな・・・ゾルディック家じゃあるまいし。

ひょっとして変化系の念能力者という線も捨てきれないぞと思考していると

猿丸は手に電気を再び帯電させて準備万端。

そしてそれを見て森の中に逃げるツバメ

曰く、 「あんな冗談みてーな技相手にまともに戦えっか!」。 確かに、正論だ。

しかし小次郎は 「えー? そうでござるかー?」 と不満顔。 アホか、サーバントじゃねーんだから。

そしてツバメが逃げてきた場所はこちら。









沼地



そう、この広大な森の中には立入禁止の看板つきの沼地が存在するのです!

さすがは森の中、雄大な自然がいっぱいですねハハハー!



だから遊園地の敷地内だっていってんだろうがぁーー!! (チャンピオン破りながら)



フー、フー、フー・・・失礼、取り乱しました。

一方、猿丸は 「追いかけっこ苦手なんだよオレェ!」 と言いながら迫ってきます。

追いかけっこ苦手て。 どんな忍者やねん

そしてツバメはそのままイタコ見捨てて沼地の中に飛び込みますが

ここでクエスチョン。 水 + 電気とくれば? そう、お分かりですね。







(こうかは ばつぐんだ)





(ツバメは しびれてうごけない)

あまりの破壊力にツバメの顔も劇画調みたいになってますが

その威力の前にツバメは白目を向いてダウン。 小次郎も憑代からのダメージはモロに食らう設定なので大ダメージ。

きっと小次郎は 「俺は避難してたのに」 とか非難ゴーゴーでしょうね。

そして猿丸は背中より殺生刀を出して小次郎の霊を封印しようとツバメに忍び寄ります。

それを遠くから見ている天草四郎&維子コンビですが天草は

「ダメージはほとんど小次郎にいくからツバメは助かる

 だけど――あの強力な腕で――
頭蓋(ずがい)を割られればどうかな?

と悪人面してアイス食ってます。 というかアイス食いすぎ、浦安のフグオかお前は。

でも頭蓋割られたらどうなるんでしょうね。

僕としてはサザエさん一家とか出てきてほしいです。 (あーたま割りーましょ、ルンルルンルン♪)

そしてツバメに向かって振り下ろされる殺生刀。

呼ーんでみましょ、サザエさん♪







そして悠然と猿丸の後ろに立っているツバメえ、サザエさんは? (いません)

それを見た猿丸は 「オレの雷をまともにくらって・・・なんで立てんのォ!?」 と困惑気味です。

っていうかツバメ立ち上がりすぎ。 ケンシロウでもこうはいきません。

そしてツバメから出た言葉はこちら。


・・・聞こえたんだ 維子の叫ぶ声がどっかからよ・・・!


分かりにくい人はツバメをケンシロウ、維子をリンと考えてください。 (バトルボーナス、ゲット!)

そしてツバメは沼の周りに巻きつけてあった人が立ち入らないためにあったハリガネみたいなヤツを

殺生刀に巻きつけて 「てめぇの術はもう見切った!」 と強気発言をして次週へ。

果たしてツバメの秘策とは!?

いやー、本当に目が離せな・・・え、ハリガネに電気を逃がして攻撃を防ぐ?







いやー、どうなんでしょうねー。








■2006/4/6 剣聖ツバメ 第68話 「稲妻ノ剣」


FF12で 「セーブしよう」 と思ってクリスタルに近づいたら敵だったりする日にはこちら。



実はFF12よりもエースコンバットがやりたい。

剣聖ツバメレビュー

(過去ログは上段のメニューからどうぞ)




さて、前回は沼地へと逃げたツバメは猿丸に 「水は電気を通すんだぜ」 と沼地全土に逃げ場なく電気を流され

モロにダメージ受けたのに普通に立ち上がって 「てめーの技は見切った」 と大見得きって先週は終わりました。

電撃モロにくらって立ち上がる人間なんて世界広しといえども魔剣戦士ヒュンケルぐらいですが

今週は扉絵にデカデカと 「木刀一本、百戦錬磨の忍を斬る!」 と勝利宣言が出ているようについに猿丸との戦いも決着へ。


ちなみに今の状況を分かりやすく説明したしますと、

●沼地で下は水と泥で覆われているので電撃を避ける術はない。

●ツバメは殺生刀にバリケードのハリガネを巻いて 「てめぇの術を破る」 宣言。

●小次郎は霊力を回復させるどころか瀕死。

●以蔵、白鳥さんというこの漫画の人気2大キャラが行方不明

●2chを見ると忍者戦が飽きられ始めている

●このサイトの管理人、 「ツバメレビューはいいかなぁ」 と一時、更新をサボろうとした


以上の状況からツバメの未来というかこの漫画の未来が危機にさらされている状況ですが

とりあえずは温かい目でこの勝負の決着を見ていきましょう。

さて、ツバメの勝利宣言を聞いた猿丸はというと実は逃げられたフリをしてツバメを沼地に誘い込んだこと、

地の利もありすでにツバメに勝ち目はない、と説明し一言。


 「そんなコトにも気づかねェとは・・・おめでてェというか・・・

 今の子らはよっぽど
お優しく育てられているらしいやァ!



しかしそれを聞いてもツバメの目には一点の揺らぎも見られず、

イタコの井ノ森は 「もう一発電撃くらったら死んじゃうわよ!」 と心配しております。 普通一発くらったら死ぬんだけどね。

そして猿丸は再び両手に電気を溜めて準備万端。 どうするツバメ!?

そこでツバメはおもむろにシャツを猿丸に投げ、猿丸は 「ムダなあがきをっ」 と片手でシャツを払うと・・・






何故か巻きついてるハリガネ


え? 先端に重りでもついてるわけじゃないのにどうして?

しかもそのままだとハリガネの先の殺生刀まで電気が通って感電するよ! どうやって防ぐの!?






答え:電気が通ってくる前に投げる


電気の速度よりも早く投げるて。 どんな早業やねん






そしておもむろに上空へと投げられた帯電した殺生刀は・・・






避雷針になって雷よびました




はい、そんなわけでね、扉絵で 「忍を斬る!」 って書いてるのに雷落として勝利してたり

そもそも下は沼地なんだからツバメだって感電するじゃねぇかという突っ込みもありますが

ツバメは余裕の表情で殺生刀を回収しながら一言。



 「雷は雷をよび・・・電気は電気をよぶ・・・理科の時間・・・サボんねェでよかったぜェ

 
お優しく育てられた現代のガキでも それなりの頭はあんのさ



ゆとり教育もまんざらバカには出来ませんな。

今度、この仕組みを詳しく知るためにでんじろう先生に聞いてみようと思います。

そして猿丸は最後までイタコの井ノ森の乳に未練を残しながら成仏していきました。

イタコの乳を見たい人はコミック第5巻を見てみましょう。 (←宣伝)


そんなこんなで猿丸に勝利して今週は終わり。

次週からまだまだ空気読めないのか忍者戦は続くようです。

なんか沼地からにゅるんと出てきました。 何で感電してないんだろう




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