剣聖ツバメ 日野剣豪バトルロワイヤル編


下に行くほど最新のレビューになります。



■2005/8/19 剣聖ツバメ 第37話 「終わりと始まり」


前回のあらすじ>

ついに宿命のライバルである古賀との戦いに勝利したツバメ。

燕返しをさらにパワーアップさせた『燕二段返し』で古賀から一本を勝ち取り、

二人の間には友情が芽生えたかのような爽やかな展開。

後ろの小次郎は出番がないまま終了。




はい、というわけで古賀に勝利し見事に準決勝へとコマを進めたツバメですが

政名との戦いでの片手燕返し、さらには古賀から突きをジャコビニ流星アタックのごとく打たれたので

怪我と体力の限界で次の試合からは棄権することに。

本当に怪我のせいなのか、新キャラのネタが尽きたのかは分かりませんが

そんなツバメに向かって山上八段が「この大会からお前何を得た? 言ってみろ!」と

宿題の英語の和訳を聞くかのような命令口調でシャシャリ出始めました。

それに対してツバメは「剣道を初めて楽しいって思えました」とものすごい爽やかな笑顔で答えます。


ま、まぶしい!実にまぶしい笑顔!

そんな笑顔を見せ付けられたら山上八段はかないません。

何せ「剣道界の未来がない」とかいいながらイタコに宮本武蔵の霊を呼んでもらってアドバイスを貰おうとしていた男です。

こんな根暗な男にはまぶしい笑顔は最も苦手とするもの。

まるでコミケ帰りに祖父母と楽しげにお墓参りをしていた小学生を見たような申し訳なさがこみ上げます。

全く、お盆にコミケに行くなんてどんな人なんでしょうね



他にもヒロインである維子が得意のツンデレ属性を披露したり、

強敵で小次郎と死闘を繰り広げた宮本武蔵政名(別名:武蔵2)が柱に隠れながら小次郎を睨みつけるという

かませ犬臭をプンプンさせた再登場を見せたり、

古賀の母親が10数年ぶりに言葉を発したことにより

古賀と白鳥さんがクララが立ち上がったかのような感動を覚えたり

とりあえずはひと段落を見せました。

恐らく次のページあたりから新しいライバルキャラとかが出てくるに違いありません。

次こそは武蔵が初登場するのか、それとも他の霊にとり憑かれた高校生が現れるのか、

ウキウキしながらページをめくります。ウフフ・・・次はどんな剣士の霊が出てくるのかなー♪



















何だこのハゲの集団は





次はどんな強敵が現れるのかと思ってたら出てきたのは坊主の集団。

こんな展開を喜ぶのは『げんしけん』の大野さんぐらいだと思いますが

どうやらこれはお寺の坊さんがその寺の偉い人に集められているようです。

その集められた内容は「15年前に恐山から剣士たちの霊が顕在化しているので問題だ、

このままじゃ世を乱すのでみんなで霊を回収してきてくれ」とのこと。

この坊さんたちが持っている棒みたいな武器についてる宝石みたいなものが霊を回収できるもののようです。

なるほど、次はこの坊さんたちが襲ってきてそれを撃退することになるんですね!

さすが高橋先生、剣道とか完璧に無視し始めました



ちなみにこの坊さんたちをまとめているのは

テイルズオブシンフォニアのジーニアスの目つきを鋭くしたようなショタボーイ



 ←(これで腐女子の人気もゲットだぜ!)



次号、ついに剣聖ツバメは新展開に突入。

新展開というか展開変わりすぎだろという感じが否めないですが

それでは勝手ながら次号の展開を予測しながら終わりにしたいと思います。








 「フフフ・・・以蔵よ。お前もここまでだ」


 「あーっはっはっは!とんだ身の程知らずだ!この俺にたてつくとは!」


 「・・・・・・これを見ても笑ってられるかな?」


 「・・・なに?」



ガゴッ (棒から石を外す)


カチッ (石のボタンを押す)


ポイ ボン!





 「! で、電子ジャー!




 「魔封波じゃー!!






ヤベ・・・超楽しそう・・・! (使うたびに死ぬけど)







■2005/8/25 剣聖ツバメ 第38話 「新たなる敵」


前回のあらすじ>

ハゲの集団がショタボーイに言われて霊を封じようと集まりました



はいというわけで、ミもフタもないあらすじで始まりました週1でやっております剣聖ツバメレビュー。

今週のツバメは大増22Pという連載開始のようなVIP待遇での新章に突入。

柱コメントには「ツバメに魔手が伸びる!!」という読者の心を掴みつつ次のページに目を向けると

いきなり維子と白鳥さんのお風呂シーンというビックリ展開

まあそんなことしても舞-乙HiMEには勝てないだろうし、

2chでまた「乳首描くのがヘタ」とか言われるんだろうなぁ。 (大きなお世話)


ちなみに何故お風呂シーンが始まったのかというと大会が終わって夏休みのため剣道部が温泉で合宿中であり

第1話の冒頭と同じように主人公が女子風呂を覗いているためです。

そして女体に挟まれるように書かれる「日野剣豪バトルロワイヤル編、開幕!!」の文字。

思わず何のバトルロワイヤルだと突っ込みを入れそうになりますが、

分かってるのは作者は風呂シーンで人気を取ろうとしていることと、以蔵がやられるんだろうなぁということ。




さてさて、そんな覗き帝王ツバメはというと (注:主人公です)

覗きに夢中になるあまり「おおっナイスバデー」という掛け声とともに上空より女子風呂にダイブ

そしてそのまま小次郎の過去の姿を夢で見るという

今だかつて例を見ないほどの強引な回想シーンへと突入。なんだ、コレ。

そして表れるのは幼少の頃の小次郎。しかもなんとなくショタボーイ

まさか新章からエロとショタのダブルコンボを送り込んでくるとは夢にも思いませんでしたが

その小次郎は昔は辻斬り闇討ちの連続で人を殺す、殺す。

しかもその理由は織田信長に殺された一族のため名のある剣士を倒し、佐々木家を復興させるため。

そしてそこから小次郎を救ってくれたじいさんの話へと移っていきます。

うーん、いい話だ。覗きの後だけど。



ちなみに覗いたうえに女子風呂にダイブしていたツバメは一人の女の人に助けられてました。

どことなく夏目ナナを髣髴とさせます。きっとファンなんですね、先生。 (決め付け)

しかもどうやらこの女の人はこれからのキーパーソンの役割を果たしそうな予感。

もしかしたらこの人も霊に取り付かれているのか、次回からの活躍(?)に期待です。


さてさて、そういえば小次郎は何してるのかというと覗きをするツバメに呆れてどこかに行ってしまいます。

そして見つけたときにはプルプル震えてました。どうした小次郎?アノ日?



実は小次郎はあのハゲ軍団の一人に襲われてなんと体が薄くなってるではありませんか!

た、大変!トーン張り忘れてますよ! (違います)

そして次号からは小次郎VSハゲ軍団の一人”土奥万栄”(どおくまんえい)との戦いが始まります。

果たして小次郎は勝てるのか?他の霊たちは無事なのか?

とりあえず望月主将が出られるといいなぁ。 (また出番がなさそう)







■2005/9/2 剣聖ツバメ 第39話 「最低な剣士」


はい、今週も始まりました剣聖ツバメレビューのお時間です。

さて少し前に日記のネタがないため軽くチャンピオンの別の漫画のレビューを少しやってみたら

ものの見事にスベったという過去を振り切って帰ってまいりました!

いよっ!がんばった、俺!負けない、社会の風当たりなんかに負けないよ!

何が『モテキング』だよ。やっぱりツバメだよね、ツバメ。

ツバメの後ろには4作品しかないのが非常に気になるけどやっぱりツバメだよね。

ツバメよりも『舞-乙HiME』のスーパーバストインパクトの方が気になるけどツバメだよね。

Fカップ以上のバストを持つオトメしか使えないんだって。

もう、ぶるん!とか揺れるわけだよ。ぶるんて!しかも次のコマではたぷんですよ、たぷん!

ちくしょう、くらいたい!!




さ、そんなわけで今週のタイトルが「最低な剣士」だけに最低な管理人がお送りする剣聖ツバメレビュー。

前回の話で小次郎を成仏させようと現れた坊さん、その名も土奥万栄(どおくまんえい)。

対する主人公ツバメは小次郎を守るために手じかに落ちていた棒っきれを拾い、応戦することに。

それを見た万栄は「そんな棒っきれでいいのか?」と余裕の笑みを見せます。

いいのか、とか言われてもお前も棒っきれやんけと言いたくなりますが、

万栄の棒の先には殺生石(せっしょうせき)と呼ばれる石が組み込まれており、

これを用いれば霊に直接打撃を与えることが出来るという代物。

そしてそれを霊の憑代(よりしろ)とされている人に当てるとダメージが霊に行き、そのうち封印されるそうです。

なんだかメンドクサイ設定だなぁ。


もうちょっと、こう・・・あるじゃん。石をかざしたら吸い取るとか、魔封波とかさぁ! (武泰斗様!)


しかし小次郎は一方的に不利な状況であり、

このまま小次郎が封印されるという事態に陥るとこのレビューも封印されかねないのですが

それを遠くから見る先週ツバメが保護してもらった女の人が。

まあまだ名前が判明されていないのでここでは仮に夏目さんと呼ばせていただきますが

小次郎を悪霊呼ばわりする坊さんを尻目にツバメがどのような行動に出るのか気にしているようですね。

ところでなんで木の上に登ってビール飲んでるんでしょうか?




さて、その頃ツバメの行方を捜すという名目でやっと漫画に顔を出せた望月主将が

これまたお色気という役割のみで漫画に顔を出せた白鳥さんにツバメの行方を聞いています。

「ツバメが夕方から部屋に戻ってこない」と心配している望月主将はツバメを行方不明扱いしておりました。

まあツバメは何してたかというと女子風呂にダイブして気を失っていただけなんですが

そんな会話のやり取りをしていると突如、窓を破って現れる別の坊さん2人組み。玄関から入れ

どうやら以蔵と土方も同様に坊さん連中に狙われているようです。

とりあえず今必要なのは一刻も早くこの旅館にセコムを配備することですな。 (ミスター!)



一方、ツバメ視点に戻ると小次郎は昔の闇討ちしたことをツバメに打ち明け、「自分は最低だ」と卑下しますが

それを言われたツバメも「最低同士なかよくやろうぜ」と逆に小次郎に笑いかけます。

最低は最低を知るということです。うん、よく分かるよ

さて、そんな話をしてよそ見をしているツバメに向かって一気に決めようと迫り来る土奥万栄。

もしここで木の上にいた夏目さんがスーパーバストインパクトとかやったら

僕はこの漫画を神棚に添えるのですが実は気付いていたツバメによって撃退される土奥さん。

そして使う技はもちろん・・・!








 燕返し!!



そして「小次郎は俺が護る!」と意気揚々と宣言します。

そして話は来週へ。果たして小次郎は助かるのか、以蔵と土方の運命は?

そして体どころか存在すら薄くなってきた小次郎の運命は!? (もう小次郎いらないじゃん)







■2005/9/8 剣聖ツバメ 第40話 「蠢(うごめ)きだす者たち」


みんな集まれー! (集まれー)

ムシキングブームに乗るようにクワガタ相撲の漫画を新連載するという

コロコロとボンボンに対抗している少年チャンピオンに連載中の『剣聖ツバメ』のレビュー始まるよー☆



先週は坊さんに襲われた小次郎を救おうと小次郎なしで燕返しを決めて坊さんを撃破するという

小次郎の体だけでなく存在さえも薄くするお話だったわけですが、

ボコボコにした坊さんに向かって「小次郎を元に戻せ!」と凄みを見せるツバメ。

そしてどこからか「殺生石で弱められた霊力はすぐには戻せないわ」と助言をしつつ、ツバメに上空より落下。

人が空から降ってくる。いやはや、ニュートン力学はすごいですなぁ!

ひょっとして高橋先生は空から人が降ってきて重力の存在を知ったのかもしれませんな。

そして降って来たのはツバメが女子風呂にダイブして気を失っていたところを介抱してくれた夏目さん(仮名)。




 別名、『ムチムチ痴女ねーちゃん』 (←ツバメ命名)


そんな2chでは話題にさえ上らない彼女ですが、実は有名なイタコの一族の人らしく

その一族の名は「井ノ森一族」

あぁ、知ってる。仮面ライダー描いた人でしょ? (それは石ノ森)

そんな井ノ森さんは 「小次郎が元に戻るまで殺生石の埋まったこの武器で守ってやんのよ」 と坊さんの棒をツバメに渡す。

守るって坊さんから?だったら竹刀でもいいんじゃないかなと思っていたら

話によると「いたるところで剣士たちが坊さんに襲われているので同じような戦いがいたるところで起きている。

そして坊主を倒した剣士は霊を直接攻撃できる殺生石を武器として奪い、襲ってくる」だそうです。

肝心のツバメは 「小次郎が襲われる?」 と意味が分かっていない様子。

そりゃそうです。小次郎が襲われる理由なんて対して思いつきません。もうショタボーイじゃないし

そのツバメに向かって 「ツバメが強くなったのは小次郎の力が体に染み込んでいったから」 と話し、

さらに 「佐々木小次郎はケタ外れなの! 最強なの!

 そいつを倒したいと思うのは剣士として当たり前だわ」 と力説。

なんと最強の剣士は小次郎! そのわりには武蔵政名の言葉にオロオロしたり、すぐに泣き出したり、

寺の門から動けなかったりしてますけどね。 (それはFate)


その言葉に対して小次郎は 「じゃあ武蔵も来るの!?」 と興味心身に聞くと

「当然でしょ もう一方の”最強”だものね」 とビールを取り出しながら一言。

もう一方の最強ってなんだ?無敵の盾となんでも突き通せる矛の話? (=矛盾)


そしてその剣士たちが小次郎を狙ってくることで始まるのが剣豪たちによるバトルロワイヤル。

すなわち『日野剣豪バトルロワイヤル』が始まるのです!

剣士が全員、殺生石がついた棒を振り回してそこら中でバトル開始。え、剣道は?



そんな中、 「他の坊さんの気配を2つ感じる・・・お仲間がきっと戦闘中よ」 と親切に教えてくれる姉ちゃん。

気配を感じるって何?ドラゴンボール? (オラ、わくわくしてきたぞ)

そして土方と以蔵の元に急ぐツバメ。途中でバテる小次郎。最強の剣士なのに!?


そして旅館では楽勝で坊さんを撃退している望月主将と白鳥さん。

すごい、すごいです! まさか以蔵が勝つなんて! (そこかよ)

第40話にして始めての勝利です! 母さん、今夜は赤飯だ!

以蔵自身も 「ちっ何じゃい たあいもねぇ」 と余裕です。初勝利のくせに。

そして一方の白鳥さんは・・・。



 坊さんを竹刀でゴスゴス


そんな白鳥さん! M(受け)だけじゃなくてS(攻め)もいけるなんて!

さすが2chのツバメスレでエロ要員として重宝しているお方だけはあります。

ツバメがチャンピオン紙上で生き残っている要員は8割は白鳥さんのおかげですからね!


まあおかげで何を目指しているのかが分からなくってきておりますが

一方、遠くの寺にいる坊さんに指示を出していたボウヤがツバメたちの元に行った坊さんたちがやられたのを感知し、

「やはり私が 出ねばならぬか・・・」 と出陣の意欲を見せます。

果たしてこのボウヤは強いでしょうか?

確かにインディグネイション・ジャッジメントを使いそうですが。 (武器はケンダマ)


そんなボウズを止め、 「私共にお任せを」 と新たな新キャラが登場。その名も『摩子』(まこ)





 ←先生、ふともも描くの好きですね


どことなくお色気要員その2という感じがムンムンしますが

それよりも隣にいる弁慶みたいなヤツが気になります。摩子に憑いてる霊なのか、はたまたただの坊さんか。

とりあえず生足出しても2chでマネキン体型って言われるだけですけどね。 (余計なお世話)



そんなわけでついに始動した日野剣豪バトルロワイヤル。

剣道よりも色気を前面に出し始めた高橋先生の戦略はどこまで通用するのか!?

この調子で以蔵は勝率を上げることが出来るのか!?

それでは2chに書かれていたツバメスレを紹介して終わりにしたいと思います。







白鳥さんのブラチラ・パンチラ浴衣姿
マンセーーーー!!!

こういう微エロってイイ (゚∀゚)!!







高橋先生、我々の勝利です。 (輝ける笑顔を向けながら)







■2005/9/18 剣聖ツバメ 第41話 「異常なる戦い」


前回のあらすじ>

坊さんの襲撃を受けたツバメはイタコの姉さんにこれからは剣豪が坊さんから奪った殺生石で最強を競い合うこと、

そして狙われるのはいつの間にか最強になってた小次郎だということを知らされ、

坊さんから奪った殺生石で剣豪同士のバトルロイヤルを戦い抜くことを決意。

そしてついにココ、日野市で小次郎を巡る戦いが始まろうとしている・・・・・・!




はい、というわけで今週も始まりました。

『現代剣道奇談 剣聖ツバメ』レビューのお時間です。

剣道という名がついてるにも関わらずついにバトルロイヤルになってしまった今作。

しかも狙われるのは最強の称号を持ってしまった小次郎。

「小次郎を倒せば俺が最強」という名目でわざわざツバメが住む日野市まで集まる剣豪たち。

全国に剣豪たちの霊が散らばったはずなのに戦いが日野市限定というのもなんか悲しい気がしてきますが

それでもこの漫画は止まらない。俺のお金も減っていく。 (チャンピオン代もバカにならん)


さて、今週のツバメは1コマ目から坊さんが白目むいて気絶しているシーンから始まります。

そこには一人の剣豪の霊に対して複数で立ち向かう坊さんたち。

そして次のコマでは『土奥槍術・奥義 槍壁の陣』という3人が横一列になって突くだけという

もう一度、ガンダムを見直せと思う必殺技が炸裂。もちろん一振りで坊さん一掃。

そりゃあ、ミデアのブリッジも潰されます。 (マチルダさーん!)

そんな今週の新キャラはこちら。













・・・・・・岩鬼?


え、何で『ドカベン』がこんな後ろに? と思っていたのですがどうやら今週の新キャラはこいつ。

まあ岩鬼ではなく、ひょっとしたら『魁!男塾』の生徒という線も捨てきれませんが

どうやら小次郎を探しながら坊さん蹴散らし、日野市にやってきたようです。



一方、主人公であるツバメは坊さんからパクった殺生石のついた棒を木刀のような形に削って準備万端。

「この刀で剣士たちの霊を 封印しまくってやるさ!」と意気揚々と語ります。

そんなツバメに向かって一応ヒロインの維子はツバメたちの行動の不審さに説明を求めますがツバメは逃げ出し、

ワナワナ震えていると最近、MからSの喜びへと変化してきた白鳥さんが「足手まといだ」と一喝。

鋭い眼光と歯に衣着せぬ物言いでS街道まっしぐら。ツバメとともに白鳥さんも成長しております。 (お母さん、嬉しいわ)


そんなことを言われた維子はツバメを追いかけ、真相を聞きだそうとしますが

それに対してツバメは歩道橋から飛び降りたり、店を突っ切ったりして巻こうとしますが維子は諦めません。

元がSなだけにM(白鳥)にSなことを言われては黙っていられません。

ツンデレはよほどのことが無い限りMにはなれないのです。むしろ全面的にS思考です。

ちなみにTVチャンピオンアキバ王選手権でアナウンサーが「今、オタクの間でブームの属性はなんでしょう?」と言っていて

優雅に麦茶飲みながら見ていたら『ツンデレ』という単語が出てきたときは麦茶吹きだしました




まあそんなどうでもいいエピソードは置いておきまして、ツバメはコンビニに避難したところでやっと維子から解放され、

「ここで時間を潰すか」と雑誌を立ち読みしていたら背後から大男がぬっと登場。




 「ぐふっ」 (にんまり)
















コンビニ内で戦闘開始





さすがはバトルロワイヤル、場所がコンビニだろうとお構い無しに攻撃。

おかげでコンビニ内は壊滅的。日本も怖いところになったものです。


ちなみに今回襲ってきた剣豪は『大石進種次』。憑かれてる方は名前が分からないのでとりあえず岩鬼で。

岩鬼だけに悪球狙いなのかツバメに当たらずにコンビニだけが崩壊。

そんな相手にツバメは早速、殺生石の埋まった武器を取り出し臨戦態勢へ。


果たして、次号はどうなるのか。

ツバメは勝てるのか!? 小次郎の運命は!?







剣道は帰ってくるのか (重要)







■2005/10/2 剣聖ツバメ 第42話 「霞の剣」 第43話 「美貌(びぼう)の男」


さぁさぁ、今宵もついに始まりました。剣聖ツバメレビューのお時間です。

最近は色々と身の回りがあわただしかったせいで先週のレビューもやっていなかったので

先週、今週分と2週分を一気にお送りしたいと思います。

そんなこんなで前回のあらすじ――





コンビニ 立ち読み 襲われる


ハイ、ハイ、ハイハイハイ! あるある探検隊! あるある探検隊!



はい、ありがとうございましたー。あるよねー、コンビニで襲われるってあるよねー

こう、漫画を立ち読みしてるのね。しつこく付きまとってくるヒロインの目をあざむくのね。

ホッと一安心するのね。背後から木刀で切りつけられるわけですね

それでその週の巻末の作者コメントを見ると「僕はコンビニが大好きです。

ないよねー、その結末はないよねー。





はい、そんな前のお話から続きのお話へ。

襲ってきた剣士は『大石進種次』(おおいしすすむたねつぐ)。憑かれているのは岩鬼(仮)。

その持ち前のパワーでコンビニを破壊しながらツバメに襲い掛かってきます。

一方、ツバメは反撃しようにもコンビニ内の障害物が邪魔で思うように剣が振れずに大苦戦。

外に逃げようにも出入り口は敵がふさいでいるので出ることもできず、

障害物を盾にしようにも敵の奥義”烈風牙”は易々と障害物を切り裂く突きのため逃げ回ることしか出来ません。


外ではコンビニの店長が「警察を呼んでも何故か来ない」と困惑気味でバイト君らしき人と話している中、

その場にいる維子はツバメを助けに行きたくてもあまりの惨状に手が震えて中に踏み込めません。

こんなとき・・・こんなときに正義の味方がいれば! あの惨状の中で堂々と潜入して助けられるヒーローがいれば!

誰か・・・誰かいないのか!?


そんなとき表れたのはもちろんこの人!

この漫画の影のヒロインであり、さらに漫画の人気を支えている中核をなすお方。

そう・・・その名は・・・!












愛の美少女剣士・白鳥美紀



その姿、まさに威風堂々。これこそ真のヒーローであり、ヒロイン。誰もがこの漫画の主役を再認識させられました。

すごい、すごいよ白鳥さん! まさか自分で美少女とか言っちゃうなんて!

自分のことを美少女と言うことを許されているのは世界広しといえどもセーラームーンぐらいですが

そんなことはお構い無しに土方の力を借りてツバメの加勢に向かおうとします。

何せ、最近はMキャラからSキャラへと大変身をした白鳥さんです。その戦闘力は格段に跳ね上がっています。

そう、白鳥さんは変身するたびに戦闘力が飛躍的にパワーアップするのです!

そして白鳥さんはその変身をまだ2回残しているその意味が分かるな・・・? (フリーザー!)


まあそんな堂々とした登場を果たした白鳥さんですが肝心の土方が駄々をこねて加勢に行けません。

土方曰く、「一対一の戦いに割り込むのは士道に反するぜ」とのこと。

なるほど! 一対一の戦いこそ侍。そこに剣士の美があるということですね!

ちなみに土方が初登場する3巻を見てみると打ち合いで相手の竹刀を掴んで転がしたり、

わき腹に蹴り入れたりとやりたい放題したうえに出てきた言葉がコレ。


 「殺し合いの場じゃ剣士の誇りなんてのはクソの役にも立たねぇんだよ


だけどツバメのピンチじゃ「士道に反する」。うん、帰れ



その頃、コンビニ内で戦闘中のツバメはどうすれば敵に一撃を入れられるか思案中。

なんとか敵の目をそらさせるために何かないかと探していて見つかったのが・・・






エロ本


超ナンパ術とかいう見出しがあるわりには右下には”萌え”

実にターゲット層が幅広い雑誌ですね。まるでチャンピオンだ。 (バキと舞-乙HiMEとか)

まあそれは置いときまして、結局ツバメが思いついた手はコレ。



相手の前に姿を出して挑発



敵に突きを出させる



見切って避けると突きがビールの缶に突き刺さり、ビールが炭酸の圧力で噴出



相手がひるんだ隙に間合いを詰め、木刀でノド元を一突き (!)



撃破


その後、相手の殺生石が砕けて敵の霊を封印します。封印の模様はこちら。












怖ッ!!



ちなみに前のツバメレビューで次回予想を書いたときに


>ポイ ボン!


>「! 
で、電子ジャー!


>「
魔封波じゃー!!


とか書いてたんですけど当たらずも遠からずみたいな結果になりました。



これが先週までのお話、ココからが今週のお話。

コンビニを破壊してしまったツバメは警察のやっかいにならないようにコンビニから脱出。

そしてそのまま日野市内から離れようと歩いていると、ストリートミュージシャンを発見。

何気に盛り上がってる感じから足を止めて見てみると・・・。









 シャラァァッン


なんかすごいキャラ出たー! (゚Д゚;)



バラ、バラくわえてる! しかもそのバラをツバメに向かってポイッと放り出すとそこに書かれる「小次郎LOVE」

そう、こいつこそ新キャラで剣豪に憑かれている一人。その名も萩尾スウィート。スウィート!?

大変です。格好だけでなく名前までとんだサイコ野朗です

もしかして高橋先生はIZAMと京本政樹を最近見たんでしょうか?


その後、ツバメはこの萩尾に「お前を小次郎を狙っているのか?」と質問を投げかけたところ、

おもむろにバラを取り出し「私は小次郎さんの”心”を狙っているのですよ」と一言。

はぁ? 心? お前は吉川ひなのの心でも取り戻せよ。 (それはIZAM)

ちなみにこの萩尾スウィートに憑いている霊は”鏡新明知流”桃井春蔵直正(もものいじゅんぞうなおまさ)。

いまだに一言も喋らないので影はかなり薄いです。

霊よりもとり憑かれたヤツの方が濃いのは白鳥さん以来ですね。


なお、この「小次郎の心を狙っている」という発言の意味は実は萩尾は小次郎を自分に憑かせようとしていて、

「私の器はケタ違いだ! 剣豪の2人ぐらい軽々としょえる!」とバラをくわえながら大演説。

器がケタ違いってどれぐらいでしょうね。フレイムヘイズとして生まれた者ぐらいでしょうか


しかし、そんな口論をしていたら小次郎を狙う他の剣豪が襲い掛かってきました。

京都・吉岡流の・・・まあ、メンドイから吉岡A、B、Cでいいです

いかに最近腕を上げてきたツバメといえども3対1では多勢に無勢。

やられそうになり、万事休すかと思われたときにいきなりツバメの加勢をする萩尾スウィート。 (名前タイプするのメンドイなぁ)

「人の話に割りこんでくるとは何と醜い連中だ」と不機嫌丸出しで応戦しだします。

敵の攻撃をまるで御庭番衆・四乃森蒼紫の”流水の動き”みたいな動きで敵の攻撃を避けるスウィート。

その動きに翻弄される吉岡三人集を尻目に余裕の笑みでこの決め台詞。






 「美は絶対だ」


そして次には3人の剣豪を一瞬で殺生石に封印してみせるスウィート。


ここで今週の話が終わり、来週はツバメVSスウィートの対決です。



ちなみに話はちょっと変わりますが今週号のチャンピオンの作者の巻末コメントで高橋先生のコメントに注目すべきことが!



『麺屋台ロードナルトヤ!』にツバメと維子らしき客を発見!

馬場先生、有り難うございました!





そこで私、探しました。スタッフも一生懸命探しました。

そしたらツバメさん・・・見つかりましたよ



さぁ、問題の画像はこちらー!








 (チャンピオン42号)




ほら、そこにツバメと維子がいるじゃないですk わかりずれー!








■2005/10/8 剣聖ツバメ 第44話 「絆」


はい、こんばんは。 週間ツバメレビューのお時間がやってまいりました。

司会はわたくし、ゼミの教授に検定試験を受けることを勧められたので「とりあえず受けます」と言ったら

両面印刷のプリント100枚とともに「試験の来月までに全部覚えて」と言われたアンドヴァリがお送りします。

(先生、ムリです)


そんなわけではっきり言いましてツバメレビューなんぞやってる場合ではないのですが

うちのサイトの検索ワード順位がシャナと白鳥美紀が同列なのでがんばってやりたいと思います。

シャナと同列て。 帰ってくれないかな

さて、いつもは自分で先週のあらすじを考えて書いているのですが

たまにはチャンピオンの端っこに書いてあるあらすじを使ってみたいと思います。 というわけで先週のあらすじはこちら。







■前号まで→ツバメの前に突如現れた美丈夫・萩尾

 鏡新明智流(きょうしんめいちりゅう)の達人・桃井春蔵を従え、佐々木小次郎を狙う!!







というわけで喋るときも、避けるときも、攻撃するときも常にバラをくわえている萩尾に襲われるツバメ&小次郎。

その萩尾の必殺技は奥義”鏡心(きょうしん)”。 曰く、「心を読める」とのこと。

その証明とばかりにツバメの斬撃を全て余裕の表情で避ける萩尾。

ちなみに萩尾の名前が先週は『萩尾スウィート』だったのに今週は『萩尾スゥィーツ』と複数形になってたりと

こっちはこっちで高橋先生の心が全く読めないんですけど、

スウィートだけにそんなに甘くないってことでしょうか。


そんな余裕で避け、小次郎に自分にとり憑くように説得したりとやり放題の萩尾に対して

ツバメは奇襲をかけて片手面を放ち、それにより体制を崩した萩尾に繰り出すのはもちろんコレ。









秘剣・片手燕返し!!



なんと繰り出したのは試合で小次郎が武蔵政名と戦ったときに出した片手燕返し。

この奥義は山上八段の説明では身体各部を同時に動かすことで出来る正に体術の極みであり、

小次郎ほどの剣の才能があって始めて出来るはずだった奥義。

それを普通に使い始め、なおかつ前は無茶な動きのため左手を負傷したにもかかわらず今回は無傷。

ひょっとして知らぬ間に左手はサイボーグ化したのでしょうか。 (ロケットパーンチ!)

改めて『小次郎=最強』説が非常に怪しくなってきましたが

それをこれまた体制を崩したにも関わらず余裕で避け、返し技までやってのける萩尾。

えーと・・・小次郎最強なんだよね?




一方、コンビニでの戦闘を見ていた維子と白鳥さんはイタコの井の森と会って、そのまま彼女の部屋へ。

そこには日野市に集まっている霊の数だけろうそくが立てられており、

火が消えているのはすでに成仏させられた霊。 岩鬼(仮)とか吉岡A・B・Cとかですね

そこで維子はツバメに小次郎が憑いていること。 小次郎が狙われていることを知ります。

一方、白鳥さんはイタコの井の森の私生活が霊と飼っている猫しかないことを知ると、

3話連続のSパワー全開でイタコに「わびしい私生活ですわねェ」と一喝。

最近の言動とお色気要員からますますファンわしづかみの白鳥さん。

お嬢様キャラから女王様キャラみたいになってきてるのが勝因ですね。




そんな白鳥さんファンページが終わるとツバメVS萩尾へと戻りますが

心を読んで攻撃を回避する萩尾に全くなすすべなく満身創痍でボロボロになるツバメ。

その姿を見た小次郎はツバメのために萩尾のもとに行く決意をしようとしますが

ツバメは萩尾に向かって「オレと小次郎の絆は半端じゃねぇんだ!」と小次郎を行かせないように奮闘。

私としても小次郎がバラくわえて戦いだしたらコミックをBOOKOFFに持っていきます

そしてそんな発言を聞いた萩尾はツバメに止めを刺そうと木刀を振り下ろします。

このままではツバメはやられてしまう。 誰か、誰か助けて!

その願いが通じたかのようにツバメを助けにきた人影が!

一体、誰が助けにきたのか。 美少女剣士・白鳥か? 変態アズナブル古賀か? (古賀が、古賀が来る!)

そして次のページに現れたのは・・・・・・













そう、ついに登場! 岡田以蔵&望月主将が助けにきました!

ここでまさかの登場を果たした以蔵。 ついにその人斬りとして名を馳せた剣を披露します。

では、ここで以蔵の今までの対戦成績を振り返ってみましょう。




初登場時:

 剣道部員全員をボコボコにするものの、小次郎の燕返しによって敗退



VS古賀戦:

 開始数秒で突きをくらい敗退



高校生剣道大会:

 描写がないまま3回戦敗退



VS坊主:

 一コマ目で秘剣”狂犬”(やまいぬ)で勝利




結果:

 4戦 1勝 3敗




・・・・・・まだです! まだ諦めるのは早い!

とりあえず2chのツバメスレのツバメに関するプロたちの言葉を見てみましょう。





>これだけかっこいい場面で登場したっていうのに
>来週号で
以蔵が活躍する姿が重い浮かばない



>ジャングルジムを背に戦う



猛烈なかませ臭がするぜ



>「こんあこともあろうかと新必殺技・・・」

>とやっても
カマセだろうな





・・・・・・しょうがない。 ここは私が得意の次回予告で締めましょう!

というわけでアンドヴァリが考える次回の展開は・・・!







 「フフフ・・・どうした? 動きが鈍いようだが?」


 「何故だ!? こいつ、心が読めない!?」


 「そうか! そういうことか!!」


 「何かわかったのですか、ツバメ殿?」


 「
以蔵はバカだから動きが予測できないんだ!








高橋先生、4巻の最後に知り合いの同人作家をゲストに呼んでる場合じゃないですよ。

(責任をなすりつける練習)








■2005/10/15 剣聖ツバメ 第45話 「月を討て」


こんばんは、週間ツバメレビューのお時間です。

司会はわたくし、2日間で2ヶ月分ぐらいの不幸を一気に体感したアンドヴァリがお送りします。

いやービックリですわ。 水曜、木曜と連続でこれでもかというぐらいの不幸を体験いたしまして

ひょっとして空を見上げたら天使と悪魔の女の子がケンカしてないかな? って思ったりしておりました。

参考文献

いやーホント危なかった。 モンシロチョウとか追いかけるぐらい危なかった

リアルではちょっと描写すると引くぐらいの出来事があったのでネット上だけで限定すれば

web拍手のIDを抹消されて使えなくなったり、 (もう送れない)

ビジュアルアーツのメールで本名をさらされたぐらいですかね

私の周りでYAHOO、ビジュアルアーツと立て続けに起こったので

次はFC2ブログかなと思っております。





そんな不幸のどん底から這い上がって一発目の更新はもちろん剣聖ツバメ。

なんかさっき、ツバメレビューを書き始めようとしたら急に腹痛に見舞われたんですけど

具合悪くたって書く内容なんて大して変わらないので簡単にレビューをしちゃいたいと思います。



というわけで前号のあらすじ>


新キャラで登場した萩尾と戦うことになったツバメですが奥義”鏡心”の前にまったくは歯が立ちません。

そんな中、ツバメのピンチに駆けつけた以蔵&望月主将。

絵に描いたようなヒーローの登場シーンのわりには読者の反応がイマイチなのが気になりますが

それでも以蔵は引かない。 僕のトイレに駆け込む回数も減らない。 (お薬を!)




さぁ、そんなわけで文章を書くたびに異様に体力が減っていくので急いで書いていきます。

先週に堂々の登場を果たして萩尾に憑いている桃井春蔵直正、通称モモーイに対して

生前から因縁がある以蔵が宣戦布告しますがそんな以蔵に向かっていく人影が!






実は萩尾が初登場のときからいたけど一言も喋らないし、萩尾のキャラが強すぎたので触れなかったキャラが

いきなり以蔵&望月主将に斬りかかってきました。

その剣を受けた主将も「重い! なんて太刀筋だ・・・!」といきなりの強敵に驚いております。

それもそうです。 こんなメガネかけたゴスロリ衣装という休日の秋葉原にいそうな小娘

剣道部を壊滅に追い込んだ以蔵に勝負を挑んでなおかつ強いなんて誰が思うでしょうか。

そう、なぜならこのゴスロリ女もどこぞの剣士の霊が憑いているのです。

いまだに誰が憑いているのかは謎ですがきっと名のある剣豪なのでしょう。


さて、そんなわけで結局使い物にならない以蔵のせいで萩尾VSツバメ戦は続きます。

一瞬の隙をついて攻撃を繰り出すツバメですが相変わらず避けられ、茂みの中にぶっ飛ばされます。

そしてそれを見ていた萩尾による美しきポエムが披露されます。


 「憑代君・・・私はこう考える 人は2種類に分かれると

 一つはあの月のように天上にあって美しく輝く者

 そしてその月に照らされるしか能なき者

 この二つを分けるものは才能だ

 才能なきものがいくら手を伸ばしても届かない領域というものがあるのだよ」



全ては才能という典型的な少年誌の敵キャラのセリフを吐き出す萩尾。

なんとなく次に負けるんだなぁという雰囲気がムンムンしますね!




一方そのころ、イタコの部屋にいる維子と白鳥さんもツバメが戦っているところを鏡を使って見ています。

これはイタコの式神である猫の見ている光景を映すという特殊な鏡を使っています。

まあここは土方の解説だけなので割愛。




そして場面はツバメの戦いに戻りますが

ここで最近はめっきり影と体が薄くなった小次郎が敵の心を読む奥義の謎を解きます。

敵の心を読む奥義の秘密は足先の動きを見て敵の動きを見切るという奥義。

そしてそれを聞いたツバメは月の動きを見て、月が隠れた瞬間に一気に敵に向かっていきます。

むろん、このままでは敵に動きを読まれることは必須。 なので足を泥で黒くして闇と同化させ、

敵が動きを読めないところに繰り出したのは秘剣・無影脚(むえいきゃく)。

足消しただけで秘剣もクソもないような気もしますが

これにより萩尾の頬と左腕とバラを切り裂くことに成功します。 (バラがバラバラ、プッ!)


そして戦いは次号へ。

果たしてツバメは萩尾にこのまま勝つことが出来るのか?

以蔵&望月主将の活躍は? ゴスロリ女に憑いている霊は?





次号はセンターカラーです!








■2005/10/22 剣聖ツバメ 第46話 「野良犬の咆哮」


やりました! ついに、ついにこの日が来たのです!

当サイト名物である剣聖ツバメ、ついに念願のセンターカラーを飾りました! (ドンドン、ぱふぱふー!)

46話にて第1話での巻頭カラー以来のカラー、これを喜ばずにいて何を喜ぶ。

長かった・・・ここまで来るのにどれほどの苦渋を舐めたか・・・。

どうすれば世の中にツバメを広められるのか考えたり、レビューで分かりやすく面白く伝えようと努力したり、

オフ会で 「ツバメレビューをしてる人です」 って紹介されてドン引きされたりもしました。

でもこれからはバキや舞-乙HiMEなどの人気作品と肩を並べるようになるわけですよ、ガハハハー!


でも巻頭カラーの『ナンバMG5』は第20話




そんなこんなで今週のツバメレビュー。

萩尾の”鏡心”のナゾを見抜いたツバメは、足を泥で汚すことにより闇夜と同化させ動きを見切られないようにして

見事に萩尾に一撃入れることに成功。 ついにツバメの反撃が始まります。

個人的には顔を攻撃された萩尾が 「血・・・血よ、フケツだわー!」 とか叫び散らしたあとで

目から超能力で金縛りを起こすことを期待していました。 (ブルー将軍!)

しかし実際の萩尾は 「真の鏡新明智流を見せてあげるよ!」 とかのたまったけど

ツバメの古賀戦で見せた移動術”並足”の前に歯が立ちません。

よし! この調子で一気に勝負を決めて終わりだ! さて、一方で助っ人で現れた以蔵&望月主将はというと・・・。



狛犬の像の後ろで隠れてました。



い、以蔵! お前なんばしとっちょか!!


望月主将にも 「そろそろ逃げるだけじゃなくて攻めましょうよ!」 といわれる始末。 先週逃げてただけかよ

そんな主将の言葉に以蔵は 「体全部かしてくれや」 と何か深刻そうにつぶやきます。

どうしたのでしょうか。 体を全部支配して海外亡命でしょうか? (パスポートはこちらにまかせな)

ダメよ、以蔵! お前以外に噛ませキャラがつとまるとでも!? とチャンピオン読みながら深刻な表情をしていたのですが

どうやら相手の女に憑いている剣豪の正体が分かったようです。

剣豪の正体は土佐勤王党・党首 武市半平太。 以蔵と生前に因縁のあった上司といったところでしょうか。

ここで最近は山上八段から解説役というポジションを受け継いだ土方によるワンポイントレッスンが始まります。

それでは土方先生、どうぞー。 (拍手を送りながら)



























はい、ありがとうござましたー

実によく分かる解説でしたねー、いいかい? アレをロケットおっぱいと呼ぶんだよー。



新撰組も地に落ちたものだ・・・とつぶやきながらも以蔵と武市半平太の戦いは続きます。

出だしに以蔵の秘剣”狂犬”が炸裂しますが、それを軽々と片手で受け止める武市

えぇ!? そんな、以蔵の必殺剣なのに! これしか見所がないのに!!

そんな以蔵に対して、武市は 「私の剣には土佐の志士たちの信頼がおり重なっている

 誰一人信頼をかちとれなかった貴様の剣とは重みが違うのだ」
と一括。

信頼の重さが違う、さすが本物の剣士は言うことが違います。

以蔵なんて今までの話を見る限り、ツバメどころか望月主将の信頼さえも獲得できていなそうでしたからね。

きっと昼休みに一人で教室の端で漫画読んでるタイプに違いありません。

それを聞いた以蔵は 「1人は嫌じゃ!」 と言いながら奮闘しますが武市の剣の重みの前に一気にピンチに!

そしてそこをツバメの介入により助けられます

助けに行ったのに逆に助けられるなんてなかなか出来ることではありません。

なんとなくピッコロに殴り込みをかけた悟空を助けようとして

足が折れてるにも関わらずヌンチャク一本で現れたヤムチャを思い出しますが、

以蔵はツバメに 「こいつら全員封印して帰ろうぜ オレ達の日野橋高剣道部に・・・!」 と言われ

さらに望月主将、小次郎と立て続けに元気付けられます。 小僧に勇気付けられる剣豪ってなんだろう・・・。

しかしそれにより一気に仲間の力を得て、剣に力が湧いてきた!

そして武市に斬りこんで・・・!




 グバシュッ


以蔵 「帰るんじゃ・・・仲間のもとに―――!!



少年誌としてはお馴染み、友情による勝利です!

いいねー、こういう少年誌! って感じの展開、最高ですね!

まあ同じ号の中でバキを見るとアライJr.が金玉蹴り上げられてたんですけど

それそれ、これはこれ。 同じ少年誌の中でも色々あるんですね。

これは少年誌、あんな描写いけないですよね。 まったく、何を考えているんやら。

もっと高橋先生を見習うべきですよ。 ここは少年誌ですよ、少年誌。

特にお色気とかで人気取ろうとか考えてるヤツは最悪ですよね、先生!









ね、先生? (^▽^)/ (無垢な瞳で)








■2005/11/02 剣聖ツバメ 第47話 「友への誓い」 第48話 「巌流を継ぐ者」


人気が出てきたのか高橋先生のHPでアシスタントの募集までし始めた剣聖ツバメ。

今回は先週の分と今週の分をまとめてレビューしていきたいと思います。

それでは先週のあらすじをどうぞ。




先週のあらすじ>

萩尾と一緒にいた女には以蔵の因縁の相手、『武市半平太』が憑いていた。

最初は以蔵と武市に宿る仲間たちの信頼の重さに苦戦していた以蔵ですが、

ツバメ、小次郎、望月主将たちという新たな仲間の力を受けて逆転勝利!

仲間、友情といった感動のお話でした。

(画像はこの漫画の裏社会を牛耳る白鳥美紀さん)





そんなわけでスキャナを買って一番最初にやったのが白鳥さんのエロ画像を取り込むという、

スキャナも俺も泣いている状況で始まったツバメレビュー。

武市に勝利した以蔵ですが、望月主将の喜びの声とは裏腹に武市を斬ったことに対して泣き始めます。

それに対して武市は以蔵にやらせた政府要人暗殺に対する考えを語り、

以蔵に対して友としての言葉を送り、主将の殺生石へと封印されていきました。

まさに感動。 きっとこれを見ているツバメファンたちも今までとは違う以蔵の姿に涙していることでしょう。

俺もスキャナも泣いています。 (違う意味で)


そんな以蔵の勝利に安堵したのもつかの間、萩尾の全てを桃井が乗っ取り、

体中からものすごい勢いで剣気が膨れ上がります。

一方、対するツバメは今までの疲労をたたってか木刀を持つのも一苦労。 とてもこの剣気を突破することは出来ません。

そんなツバメに向かって桃井は左片手上段から振り下ろす鏡心明智流秘奥義を披露。 その名も・・・






 位詰双星眼!



左片手上段から振り下ろされるその技は伸びるように間合いを詰めていき、

さらに木刀で受けたツバメの体ごとはじきとばすほどの威力を持ちます。

桃井は”位(くらい)の桃井”と称されるほどの品位ある剣気と威圧感が人をふれさせ従属されるとのこと。

つまり普通の人間では近づくことされも出来ない、まさに真の剣豪!

助けに来たのに知り合いにあったばっかりにそっちにそそのかされてボコボコにされたあげく、

助けに来たはずの相手に助けられて、メソメソ泣いているそこらの以蔵とは違うわけですよ

というか助けに来いよ、以蔵。


その頃、疲労困憊で立ち上がることさえままならないツバメですが、

それでも桃井に向かっていく気持ちは全く失われません。

そんなツバメに対して桃井は 「なぜそこまで意地を張る?」 とツバメに問いただします。

ただの一高校生のツバメが命を落とすかもしれないこの戦いに赴いて小次郎を守るの何故なのか?

そこまでして小次郎を守る理由は何なのか?

その場にいる以蔵、望月主将はもちろん、遠くから見ている白鳥さん、土方、維子も固唾を呑んでツバメの返答を待ちます。

そんなツバメの答えはただ一つ!


 「理由なんてそんなもん・・・なんもねーよッ!

 小次郎はおれの友達(ダチ)だ! 
そいつ守るのに・・・理由なんかいるかッ!



まさに友情! これぞ少年誌! 感動の場面です。

きっと俺のスキャナも白鳥さん読み込まないでここ読み込ませろよと思っていることでしょうが、

えーとね、うん、余計なお世話だ





そんなこんなで今週のお話へ。

今週はエロ要員は舞-乙HiMEが担当しているのでツバメではお休み。

一方、ツバメVS桃井戦は架橋へと入っていきます。

萩尾の全てを掌握して桃井はドラゴンボール使われた後のフリーザの如くその力を発揮。

どんどん剣気を上昇させ、ツバメに対する圧力が強まっていきます。

疲労困憊のツバメは 「ここで終わりなのか・・・」 と半ば諦めムードです。

しかしそんなツバメを勇気づけてくれるのはもちろんこの人。

そう、我らが小次郎です。 (当サイトはどんなことがあろうとも小次郎をメインに考えます)

小次郎はおもむろに 「この勝負――我々の勝ちです!」 と自信満々に語りだします。

さすがは小次郎、どんな言葉でもその一言に重みがあります。

逆に以蔵がこんなこと言い出しても、

読んでる読者はこいつはシンナーでも吸っとんのかと思うだけです。

キャラクターのイメージというのはどんな場面でも大事ですね。


さて、とりあえず描かれている剣気のイメージ図が微妙にしょぼいのが気になりますが、

そんな桃井の強力な剣気を目の当たりにしているツバメに対して小次郎が提案した技は、

巌流の奥義”無紋の境地”。 心を平らにして相手との間合いを計る奥義です。

これは八相の構えで間合いが取れないツバメのために小次郎が伝授した奥義であり、

そもそもバトルロワイヤル編になってから八相の構え自体やってないわけですが、

そんな小次郎のアドバイスをツバメは 「今、間合い計ってもしかたねーじゃん!」 とか言いだします。

多分、母親に宿題やれって言われたら 「今やろうとしたんだよ!」 とか言い出すタイプです。


そんな反抗期全開のツバメに対して小次郎はただ、静かに

「私も友人だと思っている。 命を預けるに足りる男だと思っている。

 巌流を継げるのはツバメだけだ・・・!」 と真剣な表情で語り、それを聞いたツバメはついに”無紋の境地”を発動。

それを見た桃井は 「間合いの外から伸びる我が奥義には間合いを計っても無意味だ」 と余裕です。

んまぁ、何かしらこの親父。 うちの小次郎を小バカにしやがって。

フレンチの料理の鉄人みたいなツラしやがってるクセに


そして一気に勝負を決めようと秘奥義”位詰双星眼”を放つ桃井。







それを一気に間合いを詰めて打ち返すツバメ



え、何々? 一体何が? どうやって気付かれずに桃井の懐へ?

ひょっとしてヤードラット星人に瞬間移動でも習ったのかしら? と思っていると

小次郎の説明によると、体からほとんど力が抜けて脱力した状態、

さらに”無紋の境地”で間合いを計り、自重を利用した”常足”で移動する。

それにより”心・技・体”が全てそろい、最小の動きで最大の速度が得られるとのこと。



「激流の合間をぬって滝を昇る鯉のように 圧力を受け流し――

 天高くはねるその姿は 正に龍の如く!

 これぞ
巌流・究極奥義 登龍閃!(とうりゅうせん)」



なるほど、新技”登龍閃”。 集英社あたりに怒られそうな名前ですね

そしてこの技により桃井はツバメの殺生石により封印され、

勝利にかけよるイタコの式神と主将と以蔵・・・って以蔵もっと早く立ち直ってろよ


そんな勝利の余韻に浸る間もなく現れる新しい剣豪・・・というところで今週は終わり。

果たして剣豪の正体は・・・。 披露したツバメたちの運命は・・・。




以蔵: 「な、何じゃこの剣気は・・・・・・? 桃井の比じゃない!」


土方: 「あいつは――!」







知っているのか、雷電 (違います)








■2005/11/10 剣聖ツバメ 第49話 「伝説の男」



さぁさぁ、始まりました! 週間ツバメレビューのお時間です。

それでは、まずは先週のあらすじからどうぞ。



先週のあらすじ>

奥義”鏡心”が読まれた桃井は萩尾の体を全て掌握し、全ての力を出してきますが、

”心・技・体”全てが揃ったツバメによる新技”登龍閃”によりみごと撃破。

ヒントをくれた小次郎、助けに来た望月主将、結局あんまり役に立たない以蔵と共に勝利を喜んでいると

桃井以上の剣気を放ちながら新たな剣豪が姿を現した。

果たして戦闘不能に陥ったツバメに勝機はあるのか―?


そして先週におもむろに姿を現し、普通に正体バレバレだった剣豪の正体は柳生十兵衛。(やぎゅうじゅうべえ)

恐らくほとんどの人が知っている、武蔵や小次郎に匹敵するぐらいの有名な剣豪ですね。

まあそうは言っても私の十兵衛について知っている知識なんぞ、隻眼の剣士だということと、

酔っ払うとオオカミ男になるというぐらいなんですけど (YAIBA)

そんな十兵衛はまだ剣を抜いてもいないのに桃井に匹敵するほどの剣気を放っています。

小次郎でさえも 「次元が違う! 間違いなくここにいる者全てがやられる!」 と思うほどです。

しかしそんな中で小次郎とツバメを逃がそうとあえて戦う道を選ぶ以蔵&望月主将。

以蔵は 「ツバメはわしを救ってくれた 刺し違えても守らなくてはならない」 と望月主将に語りかけ、

望月主将は 「想いは一緒です」 と共にツバメを守り抜く覚悟を語り合います。

そんな2人ならいいところまで行くのでは!? そんな読者の願いを聞くかのようにやる気は十分!

よっしゃあ! 以蔵、やってやれー!!










 !?





 ドサッ





ゆ、YOUはSHOCK!! (指先一つで〜ダウンさ〜)


なんと剣すら使わずに指で押しただけで倒される以蔵。

まさか21世紀に北斗神拳伝承者が現れるとは! (新世紀覇者・拳王)

伝説の剣士だからってこれはやりすぎじゃねぇか? といった感じがムンムンしますが

そんなことはお構い無しに一歩ずつ十兵衛はツバメに詰め寄っていきます。

小次郎は助けたくてもまだ体を借りて戦えるほど回復していませんし、

肝心のツバメは桃井戦でヘトヘトです。 マズイよ、ツバメ! 以蔵使えないよ!

一般的な格闘漫画とかだとここいらで眠れる力が呼び覚まされたりしますが

すでにツバメは無紋の境地、並足、燕返し、片手燕返し、登龍閃と技は出尽くしています。

こうなったらもうスーパーサイヤ人ぐらいしかないよねー、ハッハッハ!









 ドンッ



うそ━━━━(゚Д゚;)━━━━ん!!


お、オーラが! ツバメの体からオーラが!!

ツバメもツバメで 「無茶苦茶 力がみなぎって仕方ねェ!」 と十兵衛と互角に斬り結んでます。

ひょっとしてクリリンと同じように望月主将が爆散死したのかも知れません。 (以蔵のことかー!?)

そして次号、ついにツバメVS十兵衛の戦いが始まります。

とりあえず十兵衛が憑いている人間が中途半端なセバスチャンみたいで気になるんですけど

久しぶりに来週の予想をして終わりたいと思います。






ツバメ: 「どうした、俺は一歩もここから動いていないぞ?」


十兵衛: 「何故だ!? ヤツは何故動かずに迎撃してくることが出来るんだ!?」


白鳥: 「あれは・・・!」


土方: 「
ツバメゾーンだ!





いや・・・それはそれで面白いかなぁ、と・・・。








■2005/11/19 剣聖ツバメ 第50話 「五百憑代(いほよりしろ)」


さあさあ、今週はツバメよりも舞-乙HiMEが気になる管理人がお送りするツバメレビュー。

今週はついに『剣聖ツバメ』が1周年突破による連載50回突破によるセンターカラー!

毎週レビューをする身だけにその喜びもひとしおに今週のチャンピオンを探しにコンビニをうろうろしていたのですが

チャンピオンの表紙を見ても目に付くのはブラックジャック、ドカベン、バキの面々のみ。

あれ、1周年突破したツバメは? センターカラーのツバメは? とじっくり見てみたら

左隅の方のちっちゃい丸の中にツバメの顔がヤッホー!




チャンピオンの号数よりもちっちゃいぞ、オイ


さ、そんな集合写真撮影に病欠したツバメは置いといて先週のあらすじ。



先週のあらすじ>

突如現れた伝説の剣豪『柳生十兵衛』。

負傷したツバメに変わって足止めを引き受けた望月主将&以蔵でしたが、

あろうことか指先一つでダウン。 究極の噛ませ犬となりました。

それを見たのかツバメがクリリン殺された悟空のごとくパワーアップ。

なお、もうついていけないなと思った方は舞-乙HiME見てたほうが100倍楽しい。


なんで1周年記念なのにあらすじでボロクソに叩いているのかは俺にも分からないですが、

そんなことはお構い無しにツバメはツバメで疲労と損傷でボロボロのはずなのに十兵衛と互角に斬り結びます。

そんなツバメに対して十兵衛は柳生新陰流奥義を披露!




グワッ (←振りかぶる)



フオッ (←振り下ろす)



おおっ! (←ツバメ避ける)



ズッ・・・ (?)








 ドカアッ




鳥居が切れた




アホかッ! 死ぬよ、そんなの!

ちょっと 「小次郎は最強だからみんなが狙いにくる」 とか言ってたイタコに蹴り食らわしたい気分ですが

そんな気分にさせるほどの奥義の名は”甲割り”。

正直、中学時代に剣道部の夏休みの稽古で先輩が持ってきたスイカを目隠しして木刀で割ろうとみんなで張り切って

結局誰も当たらないからみんなでスイカを袋叩きにした僕らとは次元が違うわけです。

こんな技を見せられたら絶対に誰もが木刀の方に何か秘密がある! と思って、



「おいおい、見てくれよメアリー。 木刀なのに鳥居が真っ二つだよ」


「あら、すごいじゃないジョン。 この木刀はどこで買ったの?」


「ああ、深夜の通信販売さ。 今なら木刀入れもついてたったの1万円、1万円のご奉仕さ!」


「キャー、タイヘン! すぐに電話しなきゃー!!」



もうそんな状態なわけですよ。

あとは勇気努力決断力なわけですよ。 (見て、見て、見て見て見て!)

まあ、これ書いてるうちにツバメレビューとか正直どうでもよくなりました




分割手数料はジャパネットが負担を信じてツバメVS十兵衛戦は続きます。

”甲割り”を披露した十兵衛は 「見せてもらおうか、巌流の剣」 とますます剣気を上昇させてジリジリと詰め寄り、

一気に決めようと”甲割り”を放ちます。 逃げて、ツバメー!




それを普通に木刀で受けるツバメ


えー!? おかしいよ、納得いかないよ!!

以蔵が指で押されただけでやられるのは納得できるけどコレは納得いかないよ! (←ヒドイ)

ここでツバメが 「鳥居は壊せてもたった一人の人間は壊せないようだな」 とか言ったら

僕はチャンピオンに向かってかめはめ波を撃ちますが、 (20倍だー!)

肝心のツバメは 「こんなモンじゃ全然足りねェぜ!」 とますます勢いを増して十兵衛と斬り結んでいます。

そんな状態を見て困惑している土方に向かって 「霊とのシンクロ率が異常に高いのよ、ツバメ君は」 と

リツコさん・・・じゃないや、イタコの井ノ森が語りだします。


「厳密に言うととり憑かれた憑代は霊の能力を80%しか使うことができないわ

 でもごくまれに完全に霊とシンクロして100%霊の力を引き出すことができる憑代がいるの

 そんな稀な憑代を私達イタコはこう言うの

 五百年に一度の憑代 
五百憑代(いほよりしろ)ってね・・・!」



つまりですね、普段人間は潜在能力の30%しか使えないけど

北斗神拳は残りの70%を使うことに極意があるみたいなもんですね。

そしてその言葉の通りにツバメは絶好調に十兵衛と斬り結び、

傍観していたはずの小次郎も 「ツバメ殿を通じて剣を振っている実感が伝わってくる」 とシンクロ率100%宣言。

イケる! と調子に乗っているツバメに対してここでずっと押し黙っていた十兵衛が一言。


「・・・うむ、そうか よくわかった   巌流見切ったり (ニイッ)


そして見開きで十字に斬られ、木刀も折れたツバメ。

左下には「十兵衛の豪剣にツバメ暗夜に散る!!」の文字が!

というわけで記念すべき1周年である第50話にして主人公がやられる描写で終わった剣聖ツバメ。

果たしてツバメの運命は。 小次郎は封印されてしまうのか。

というわけで小次郎がやられた場合に力になりそうなヤツを急遽リストアーップ!!

そんなツバメのピンチに駆けつけてくれそうな方々はー!?



1.美少女剣士・白鳥

これは外せない、この漫画における真のヒロイン。この人なくしてツバメの繁栄あらず。


2.維子

実は本当のヒロインのはず。 事情を知ったので助けに来る確率は高い。


3.古賀&沖田

剣道大会では友情が芽生えたっぽいので出てくるかも。


4.萩尾スウィート

個人的に出てきて欲しい。 でもスウィートだけにそんなに甘くないかも。


5.望月主将&以蔵

そうここですかさず以蔵が出てkまあ以蔵はいいか




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